体の外側だけではなく、内からもキレイにしたい!!!
そんな時にはやはり食べ物に注目しちゃいますよね。
そんな時はヨーグルトです!
私もここ最近は毎朝ヨーグルトを食べていますので、今さら感ありますがヨーグルトについてお話していきたいと思います。

ヨーグルトに含まれる栄養素と成分

▼三大栄養素

ヨーグルトには三大栄養素といわれる以下の3つの栄養素が含まれています。
・タンパク質…筋肉や血液など、体をつくるために必要な栄養素
・脂質…細胞膜やホルモンなどの材料となる栄養素。脂溶性ビタミンの吸収を高める
・糖質…体を動かすために必要な栄養素

▼ビタミン類

ヨーグルトには主に以下の2つのビタミンが含まれています。
・ビタミンB群…三大栄養素の代謝を助ける働きをもつ
・ビタミンC…コラーゲンの生成に関わる栄養素で、骨や皮膚を丈夫にしてくれる働きがあり、美容と健康に欠かせないビタミン

▼ミネラル類

ミネラルには16種類の必須ミネラルがあり、食事が偏るといずれかの栄養が欠けて不調を起こすことがあります。
ヨーグルトには以下の4つの栄養素が含まれています。特に不足しやすい栄養素ばかりなので、ヨーグルトを食べるだけで補えるなら、毎日とりいれたいですね。

・カルシウム…強い骨や歯をつくるために必要な栄養素。不足すると、骨から溶け出して血液中のカルシウム濃度を保とうとするので、骨粗しょう症になりやすくなります。
・マグネシウム…カルシウムとともに骨を強くする働きがあります。糖質代謝をサポートしたり、筋肉の収縮を助けたりするなど、体内で幅広く活躍している栄養素です。
・カリウム…余分なナトリウムを排出し、血圧を正常にする働きがあります。不足すると、体内のナトリウムが増えて、心臓や筋肉に悪影響を及ぼします。
・鉄…酸素を全身に運ぶ働きをもち、貧血を予防する栄養素です。鉄の吸収には、タンパク質とビタミンCが必要です。

▼乳酸菌

ヨーグルトの材料である牛乳を発酵させる菌で、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の繁殖を抑える働きがあります。
悪玉菌とは腸を腐敗させたり高血圧などの病気の原因になったりと、体に悪い影響を及ぼします。
そのため、善玉菌が腸内に入ることで、腸内環境が整い、免疫力を高める効果が期待されています。
様々な種類の乳酸菌が出ていて、なかには生きたまま腸に届いて、プロバイオティクス(人の体に良い影響を与えること)といった働きをもつものもあります。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌とビフィズス菌

ヨーグルトには、乳酸菌やビフィズス菌が含まれていて、体に良い働きをしています。便通を良くしてくれるのも、この菌のおかげです。
ただし、乳酸菌とビフィズス菌は、同じようでいて違う働きをもっています。
体内に入った乳酸菌が「乳酸」を作るのに対して、ビフィズス菌は「乳酸」と「酢酸」を作りだします。
ビフィズス菌の作りだす「酢酸」には、強い殺菌作用があるため、腸内の悪玉菌を減らしてくれる役割があります。
生きたビフィズス菌ほど、その効果が高いので、なるべく生きたまま腸まで届くタイプのヨーグルトがおすすめです。

自分に合うヨーグルトを探そう

たくさん種類がある中で、自分に合うヨーグルトを見つけるには食べ比べてみると良いでしょう。
一種類のヨーグルトを一週間ほど続けて食べてみて、お通じの様子を観察してみるとわかりやすいです。
便秘がちでも、ヨーグルトを摂取している間は改善がみられれば、相性がよいヨーグルト(乳酸菌)といえるでしょう。
効果が感じられなければ、別のヨーグルトを試してみてください。効果だけでなく、味や食感の好みも人それぞれなので、摂りやすいものを選んでくださいね。
美肌と健康の食習慣をヨーグルトで始めてみましょう。

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