冬が旬のイナダ。出世魚であり様々な効果があります。その効果とは
ビタミンDは脂溶性ビタミンの一つで、カルシウムやリンの吸収を助けるとともに、骨の形成を促す働きがあります。
イナダとは
イナダはスズキ目アジ科に属するブリの出世魚。成長するにつれて呼び名が変わり、主に関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼ばれています。
イナダとハマチは同じ魚で、関東のスーパーや魚屋では、30~40センチサイズのブリをイナダと表記して販売しています。関西で養殖したブリをハマチとして流通させたため、関東では天然モノをイナダと呼ぶようになりました。
イナダの分布・生息域
イナダは季節によって生息域を変える回遊魚です。北海道から九州南岸のオホーツク海、太平洋、瀬戸内海、日本海、東シナ海に生息しています。たまに沖縄県、朝鮮半島南岸・東岸、済州島、千島列島の太平洋沿岸、ピーター大帝湾でも確認。水温が上がると北へ回遊し、下がると南下し、産卵場へ戻ります。
イナダの性質
イナダは生後約3年で産卵をはじめ、2~7月にかけて、房総半島や能登半島以南で行います。食欲が旺盛かつ夜間も捕食活動を行うため、大きさは5年間で80センチオーバー。稚魚期は小型の甲殻類を食べていますが、大きくなるにつれ、イワシ・アジ・イカ類などを食べるようになります。
しかし、全ての魚類が出世魚と言うわけではありません。
出世魚として有名な魚は、ブリ・スズキ・ボラなどですが、彼らはサイズや容姿、生息域や生態の変化などが稚魚と成魚では大きく異なります。
また、出世魚と呼ばれる魚は、食べたときの味も異なるため、全く違う魚を食べているかのようです。特にブリは、名称が変化する毎に釣り方も変わるため、とても珍しい魚と言われています。
効果とは
イナダは、ブリになるずっと前の段階なので、ブリに比べると脂の乗りは少なめであり、さっぱりした味わいになります。お刺身、煮付け、焼き魚、魚フライ、魚のお味噌汁など、どんな料理にも合います。
ブリよりも脂が少ないため、厚く切ってプリプリのお刺身を楽しめます。
イナダはタンパク質が豊富、そしてビタミンB1やビタミンB2、ビタミンEが豊富で、EPAやDHAの効果にて中性脂肪の値を下げることが可能です。
中性脂肪を下げる為に、有効な魚を探す場合は栄養価の面から考えてもイナダがベストであるといえます。肉をメインにした食事を続けるとカロリーが高くなり糖尿病の可能性も高まってしまいます。そこで、タンパク質の摂取はイナダの煮付けなどで補給するようにします。
美味しい食べ方
イナダは刺身で食べるのが最もおいしいと言われていますが、他の食べ方でもおいしくいただけます。切り身に酒、塩をふってしめておき、塩焼きにしたり、熱いお湯にくぐらせて霜降りにし、大根と一緒にあら煮にするのもおすすめです。
ぶりと同様の調理法はだいたいおいしく食べられますので、照り焼きにするのももちろんおすすめですよ!
関連するまとめ
こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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