秋の味覚「秋刀魚」!内臓は食べる?食べない?

秋の味覚といえば「秋刀魚」という方が多いのではないでしょうか。秋になると塩焼きが楽しみになりますが、内臓は食べますか?私はちょっと苦手で残すことが多いですが、苦味が好きな方も多いですよね。

実はこの「秋刀魚」の内臓はとても栄養価が高いのです。食べないともったいないみたいですよ。

「秋刀魚」は内蔵にも栄養がいっぱい!!

「秋刀魚」は美味しいだけでなく、栄養のある魚です。内蔵の前に身の部分にも栄養が豊富で、EPAやDHAを始めとする不飽和脂肪酸や様々なビタミン類、カルシウムや鉄分などのミネラルも豊富なんです。

そして内臓はというと、まず他の魚と違って、「秋刀魚」の内蔵は食べることができます。これは「秋刀魚」が動物性プランクトンしか食べてない事やさんまには胃が無く長い腸があるだけなので、食べた物が体内に留まる時間が短いなどの理由により、比較的苦味が少ないことが理由だそうです。

さんまの内臓は苦くて苦手という人も多いかもしれませんが、実は内臓の部分にはとても栄養が多く、カルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンB12などが含まれています。これらの栄養は身の部分にも含まれているのですが、内臓の部分には特に多く含まれているので、食べずに捨てちゃうのはもったいないんです!

「秋刀魚」の持つ健康効果!

「秋刀魚」などの青魚に含まれている不飽和脂肪酸のEPAは血液をサラサラにしたり、血栓を予防する作用があり、DHAには細かな血管に弾力を与えることで、酸素や栄養素を脳内に送り、記憶力を向上させたり、脳機能の老化を防ぎます。

また、「秋刀魚」に含まれるビタミンB群は、脂肪の代謝を助けたり、体の細胞を丈夫にする働きがあるので、新陳代謝を高めて、疲れにくい体をつくってくれます。
 
そして、ビタミンDは、「秋刀魚」に含まれているカルシウムとともに、骨を強くしてくれます。ヘム鉄といわれる鉄分も含まれており、貧血予防にも効果があります。

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