新潟県の郷土料理、あく笹巻き。この前食べたら美味しかったのでご紹介します。
木灰のあく水にひたしたモチ米を笹で巻き、さらにあく水で煮たもので、きなこをつけて食べる。端午の節句にはかかせない食物。
歴史
一説では、薩摩藩が1600年の関ヶ原の戦いの際、または1592年の豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に日持ちする兵糧として作ったのが始まりといわれる。他にも諸説あり、農家の田植え時の保存食、日本に伝来した粽の当初の形がこの地域のみ残った説、平家の落人により伝えられた説、たまたま焚き火に落としたおにぎりが腐らなかったのを見つけた説などもある。
また、1877年の西南戦争の際には西郷隆盛が保存食として持参しており、これを機に薩摩藩外の宮崎県北部や熊本県にも広く普及することとなった。
保存性であくまきを見ると、長時間煮ることによる滅菌、木の成分による抗菌、アルカリ環境による雑菌繁殖の抑制、竹の皮による抗菌、と実に複合的かつ合理的に出来ている。兵糧で多かった干し飯と比較しても、保存性や食べやすさ等で優れており、朝鮮出兵の際も他国の軍勢は兵糧が尽きる中、薩摩の軍勢だけはあくまきで腹を満たしたと言われている。
それだけに水分が多いのに日持ちは良く、常温で1週間程度、冷蔵庫で2週間程度は持ち、冷凍も可能である。持ち運びや衛生面から土産物としては真空パックされたものが多い。また、竹の皮で包む代わりにカップに入れて製造する製法も開発されて、手軽に食せるようにパッケージングされた商品もある。
あく笹巻き概要
新潟県の一部の地域では、端午の節句には欠かせないものとされているチマキで、雑木を燃やして作った灰と水を混ぜた「灰汁(あく汁とも呼ばれる)」にもち米を一晩浸し、水切りして笹で巻いたものをゆであげる。味付けをしていないものは独特の香りを持ち、慣れないと食べにくいので、きなこや砂糖といった甘いものをつけて食べるのが一般的なようだ。強いアルカリ性の灰汁と笹が持つ防腐作用が雑菌の繁殖を抑え、長期保存が効く保存食として重宝されていたようだ。
保存方法
冷凍について
家庭用にあるジップロックやタッパーなどに入れると冷凍しやすいです。
解凍時は蒸し直すか、レンジで加熱してお召し上がりください。1ヶ月ほど味の遜色はありません。
硬くなったら
蒸し直してお召し上がりください。
(鍋に水をたっぷり入れ沸騰させます。沸騰したら火を止め その中にちまきを入れます。30分くらいで柔らかくなります)
流水でしめるとおいしく召し上がれます。
レンジでチンの場合は約1分くらいで柔らかくなります。
関連するまとめ
こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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