サッカーの世界四大リーグとは
サッカーの世界四大リーグについてご紹介します。
サッカーの世界四大リーグとは
サッカー界における世界4大リーグは、プレミアリーグ(イングランド)、リーガ・エスパニョーラ(スペイン)、セリエA(イタリア)、ブンデスリーガ(ドイツ)と言われています。
サッカーに詳しくない方でも聞いたことはあるのではないでしょうか、ワールドカップでも常に上位国ばかりですね。すべてヨーロッパに存在していますが、それだけヨーロッパのサッカーレベルの高いということですね。
イングランド「プレミアリーグ」
1つ目は、イングランドの「プレミアリーグ」です。
登録されているチームは20クラブを数え、有名なクラブにはマンチェスターユナイテッドやマンチェスターシティ、リバプール、チェルシー、アーセナルなどが存在します。
ヨーロッパ全体のチャンピオンを決めるヨーロッパチャンピオンズリーグでも、プレミアリーグに在籍しているチームが優秀な成績を収めており、世界最高峰のリーグの一つです。
プレミアリーグの特徴として、縦に早い攻撃と激しい守備が挙げられます。イメージとしては堅守速攻のサッカーに近く、そのためゴールに迫る回数も多ければ、選手同士の激しいぶつかり合いが見られることも多く、見どころがとても多いのが魅力のリーグです。
チームによるサッカーの違いはありますが、基本的にどのチームも迫力のあるサッカーを展開しており、熱狂的な観客も多く存在します。さらにもう一つの特徴として、下位チームと上位チームに大きな差がないことも挙げられます。
大きな差がないことから下位チームが上位チームに勝つようなことも多く、非常に魅力の多いリーグです。
スペインの「リーガ・エスパニョーラ」
スペインのサッカーリーグである「リーガ・エスパニョーラ」。ラ・リーガとも呼ばれています。
登録されているチームは20チームを数え、世界最高峰の選手が多数在籍しているレアル・マドリードやバルセロナなどが有名ですね。
リーガ・エスパニョーラの特徴として、非常にテクニカルに展開されるサッカーが挙げられます。リーグに所属する選手全体が高いボールコントロール技術を持っており、チームとしての戦術もポゼッションがメインなどテクニック重視。よって選手同士が激しくぶつかり合う迫力を重視したサッカーではなく、テクニカルなプレーが頻出する華麗なサッカーを楽しめます。
また守備的なチームよりも攻撃的なチームが多く在籍しているため、リーグ全体の得点数も多めになっているのも特徴と言えます。サッカー観戦でもっとも興奮を呼ぶポイントの一つであるゴールシーンを多く堪能できるのが、リーガ・エスパニョーラの魅力と言えます。
イタリアの「セリエA」
世界4大リーグの3つ目は、イタリアのサッカーリーグである「セリエA」。
登録されているチームは20チームを数え、かつてはACミランやインテル、ユヴェントスのビッグ3と呼ばれるクラブがヨーロッパでも大きな実力を発揮していました。
以前より、ヨーロッパ内で力が衰えてきていると言われており、それによってセリエA自体の実力についても疑問が投げかけられていましたが、近年、ナポリやローマなど古豪と呼ばれるクラブの復調によって、リーグ全体も復調傾向のようです。
セリエAの特徴としては、守備的なサッカーを好むチームが多く、さらにその守備のレベルが高いことが挙げられます。かつてのイタリア代表のディフェンスラインはカテナチオと呼ばれ、ゴールに鍵をかけ、相手チームに得点を許さない強力な守備が特徴でした。このイタリア代表のサッカーがリーグ全体にも浸透し、守備的なサッカーが特徴のリーグになっています。
しかし現代では、セリエAを牽引しているユヴェントスが攻撃的なサッカーを繰り広げていることもあり、強力なディフェンスを維持しながら高い攻撃力を持つというスタイルに進化してきました。
それでもリーグ全体の得点数を他のリーグと比較してみると、まだまだ少ないとされており、やはり高い守備力が特徴のリーグと言えます。
ドイツの「ブンデスリーガ」
4大リーグの4つ目は、ドイツの「ブンデスリーガ」。
登録されているチームは18チームを数え、バイエルンミュンヘンやドルトムントが挙げられます。日本人の活躍著しいリーグでもあります。
ブンデスリーガでは選手同士の1対1を「デュエル」と呼び、その激しい戦いが多く繰り広げられるのが特徴です。
ドイツでは「デュエル」の結果が取り上げられることが多く、直近では日本人選手であり日本代表の遠藤航選手が、デュエル勝利数No.1を獲得しています。なおブンデスリーガに在籍している選手はゲルマン系民族が多く、身長が高く大柄な選手が多く見られる中、小柄な日本人でも戦えると証明した遠藤選手の功績は非常に大きかったと言えます。
またドイツ人は真面目な性格をした方が多く、その気質が日本人に合うことも関係してか、今では多くの日本人サッカー選手が在籍しています。
フランスの「リーグ・アン」
近年、サッカー界では4大リーグに1つのリーグを加え、5大リーグと呼ばれることが多くなりました。その5つ目のリーグが、フランスのサッカーリーグである「リーグ・アン」です。
リーグ・アンには20チームが登録されており、特にその中の1チーム「パリサンジェルマン」がヨーロッパの中で実力を示してきたことが要因で、フランスのリーグ・アンが5大リーグとして呼ばれるようになった経緯があります。
リーグ・アンではパリサンジェルマンの1強が続いていますが、在籍している選手が非常に豪華なのが特徴です。
世界最高峰の選手であるリオネルメッシ選手がバルセロナから電撃移籍したことで注目を浴びていますが、そのほかにもブラジル代表のネイマール選手、フランス代表のムバッペ選手が在籍するなど、各国の代表トップクラスの選手が多く在籍しています。
パリサンジェルマンが、リーグ・アンのサッカーの特徴と言っても過言ではありません。
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