健康的に痩せ、太りにくい体を作るには

ダイエットをしてキレイになりたいと考えている人は多いと思いますが、ダイエットして健康的に痩せるのはなかなか難しいことです。痩せ願望の強い20代の女性は、ダイエットが貧血、骨そしょう症などの原因となったり、40~60代では肥満者が25%も占め、生活習慣病の要因となっています。健康的にやせ、且つ太りにくい体質を作るには食事や運動がカギとなります。

ダイエットを考えている方は、まず自分にダイエットが必要なのか判定しましょう。理想体重は個人差がありますが、BMI(Body Mass Index)という体格指数を目安にします。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

理想値は22で、25以上を「肥満」、18.5未満を「低体重」、その間は「普通体重」です。BMI18.5 未満の人はやせ過ぎで、ダイエットをすると健康障害を招きやすく危険です。

理想的な食事

①食べすぎに注意しよう!

②脂肪を控え、たんぱく質をしっかりとる
(たんぱく質は、魚、肉、卵、大豆(豆腐)、牛乳に多い)

③ビタミン、ミネラルを偏りなく
野菜、海藻、きのこ類に多いビタミン、ミネラルは三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂肪)の代謝の潤滑油の働きをし、体の調子を整えます。ダイエット中は普段にもましてビタミン、ミネラルが不足しやすくなります。たくさん食べてもエネルギーのとりすぎになりませんので偏りなくいろいろな食品をとることが大切です。

④「まとめ食い」をやめ、「小分け食い」をする
不規則な食生活は、朝食抜き、夜たっぷりとまとめ食いをするパターンが多く、夜食症候群と呼ばれます。空腹時間が長いと摂取したエネルギーを貯蔵にまわそうとする体の適応反応がおこります。一日の摂取カロリーが同じなら、3回食べるより5回に分けるほうが太りにくいといわれます。

⑤「早食い」をやめる
ご飯の味が甘いと感じますか?
ご飯は糖質が主成分ですので一口30回位よくかむことで、ご飯を甘く感じます。家族や友人と食卓を囲み、食事をゆっくり味わうことで、腹8分目でも満足感が得られます。

⑥アルコールは、ほどほどに
ビールなら中ビン1本(500ml)、日本酒なら1合(180ml)、ワインならグラス2杯(200ml)までです。中性脂肪が高い人はなるべく禁酒がすすめられます。また、お酒を飲まない日を多くつくることもひとつの方法です。

適度な運動を行う

運動をすると体脂肪が燃焼し、基礎代謝がアップし太りにくい体質になります。
疲れない程度の楽しい運動を続けましょう。

関連するまとめ

セルライトがもたらす効果とセルライトを作らないための予防策を知っておこう!!

セルライトとはお尻や太ももなどに起こりやすく、肌がでこぼこしたオレンジの皮のようになる(オレンジピールスキン…

夏は暑いから、痩せやすいという訳ではない!「夏太り」の原因とは

暑い夏は汗をたくさんかき、痩せるイメージですが、なぜか「夏太り」するという方もいますね。実は夏には意外な落と…

野菜をもっと摂りたいと思う女性が約8割も!手間なく手軽に野菜を摂る方法とは?

働く女性の2人に1人以上が日ごろ野菜不足を実感しており、その中でも特に、今後これまでより野菜を積極的に摂りた…