みなさんは一度は懸垂した事はあるのではないでしょうか。腕の力を使って体を上下に持ち上げるのが懸垂ですね。しかし、一般的なイメージは腕のトレーニングだと思われていますが、他の筋肉も鍛えられますね。今回はそんな懸垂について少しですが紹介したいと思います。

懸垂で鍛えられる筋肉

◆広背筋
肩甲骨の下から背骨に沿って伸びる筋肉で、主に腕を引き寄せる動きに使われるのが広背筋ですね。背中の中でもっとも大きな筋肉ですが、日常生活では意識して使うことが少ない部位でもあります。懸垂をする前に、広背筋の位置や動きを確認してみるとより効率よく鍛えられますね。

◆僧帽筋
首の後ろ側の付け根から背中に広がっている筋肉が僧帽筋(そうぼうきん)になります。上部・中部・下部に分けられ、懸垂では主に、僧帽筋下部の強化が望める。

◆大円筋
大円筋は肩甲骨の下あたりに位置する、体積の小さい筋肉ですね。広背筋の動きをサポートする役割を担っており、広背筋を鍛える懸垂では自ずと大円筋にも刺激を与えることができます。

◆上腕二頭筋
腕の上部、いわゆる力こぶにあたる筋肉が上腕二頭筋です。長頭・短頭と呼ばれる2つの部位に分かれていますね。

懸垂で得られる効果

■逆三角形など、男らしい背中が手に入る

懸垂で背中全体の筋肉が鍛えることにより後ろ姿が引き締まります。継続することで、男らしい逆三角形の体を手に入れることが可能ですね。

■猫背といった姿勢の改善効果が期待できる

懸垂は肩甲骨を寄せておこなうトレーニングです。このため姿勢の改善効果も期待できます。猫背や巻き肩などにお悩みの方にもぜひおすすめしたい筋トレメニューですね。

■基礎代謝が向上し太りにくい体質が手に入る

広背筋といった大きな筋肉を鍛えることにより、効率よく筋肉量を増やすことができます。ご存じのように筋肉量は基礎代謝に関わります。懸垂で大きな筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことで、脂肪を燃焼しやすい体、太りにくい体を手にすることも可能になります。

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