ワクチンと「免疫力」の関係

ワクチン接種にあたり大事なことは、効果をしっかり出すために普段から「免疫力」を整え、高めておくことが大事です。高齢者はインフルエンザに罹ると重症化しやすいため毎年ワクチンの接種を勧められているが、それでもワクチンによる予防効果は一般成人と比較して低いそうです。これこそまさに「免疫力」が弱まっていることが原因で、ワクチンを接種しても十分な免疫が得られないこともあるんだそうです。

「免疫力」は、ウイルス自体の感染を防ぐために意識していると思いますが、ワクチン接種にも関係しているんなんて驚きです。

「免疫力」も衰えてくる!

年齢と共に体力、視力、聴力が衰えるように、「免疫力」も衰えていくものなんです。ストレス、睡眠不足、肥満などさまざまな要因によっても低下しますが、一番の大きな原因は加齢なんだそうです。

年齢が高くなるにつれて、免疫機能の働きが弱まり、ウイルスや細菌などの感染に対応しにくくなっていき、60代から急激に免疫力は低下していくそうです。

免疫のピークは20歳で、40歳になればその半分になるというデータもあるため、免疫老化の予防は早めに取り組むことが大事になります。

コロナ禍で運動不足が特に大きな問題に!

偏った食生活、運動不足、ストレスや疲労などが「免疫力」を低下させる要因となります。

特に最近では、リモートワークなどで、運動不足になりがち。適度な運動を習慣づけることこそ、免疫力アップを目指すうえで大切です。

適度な運動をすると血流が良くなり、免疫細胞が作られる骨髄への血液量が増えて免疫細胞の生成能力がアップします。さらに筋肉をつけることで、運動をしていない状態でも、常にエネルギーを代謝して熱を作ってくれます。筋肉の減少を防ぐためには、ウォーキングより少し負荷のかかる運動を週2~3回続けることが良いそうです。

また、ストレスも免疫力を低下させることがわかっています。ストレスが過剰になったり慢性的になると、心身に悪影響を与え、不安やイライラ、うつ症状、意欲の低下、さらには頭痛や動機、息切れなどの症状が現れてきます。またストレスがたまると睡眠不足や不眠にもつながりやすくなります。

免疫力を高めるためには、バランスの良い食事や適度な運動、質の良い睡眠など、毎日の生活習慣に少しずつ意識を向けることが大事です。正しい知識を得て健康を維持し、ウイルスに負けない体づくりをしていきましょう。

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