付け合わせにみょうがが合う季節がやってきました。みょうがの効果は?
冷や奴やそうめん、鰹のたたきなど、薬味として欠かせないみょうが。爽やかな香りとシャキシャキの食感が、さらに料理を美味しくさせてくれますよね。加えて、みょうが独特の紅色が、料理に彩りも与えてくれます。
むくみ予防
みょうがに含まれている芳香成分α-ピネン(アルファピネン)や辛味成分ミョウガジアールなどには血流を促す作用があるとされ、血行が良くなることから冷えの緩和に役立つと考えられています。みょうがにはカンフェンという抗炎症作用を持つ芳香成分も含まれていますので、血行を促すことで身体を温める働きと合わせて、神経痛やリウマチによる痛みの緩和にも役立つと言われています。
またα-ピネンには発汗を促す・利尿作用を高める作用もあるとされています。ミョウガは際立って多いわけではありませんがカリウムも含んでいますので、血流改善と相乗してむくみの緩和にも効果が期待できます。
抗酸化作用
みょうがにはミネラルの一種マンガンが含まれています。
マンガンは、土壌に多く含まれている成分で、みょうがのほかに、種実類や豆類、野菜類に多く含まれる栄養です。基本的に土に根をはる植物には程度の差こそあれ、マンガンは含まれています。
マンガンは代謝に関わる酵素や抗酸化に関わる酵素の構成成分となり、代謝を促進したり、抗酸化作用を強めたりする効能があります。
また、カルシウムやリン、銅など他のミネラルとともに、骨の健康を維持する効果もあります。マンガンを摂取する際は、こうした他のミネラルも摂取するとより効果的です。
貧血予防
みょうがに含まれる豊富な栄養のひとつに、ミネラルの一種でもあるモリブデンが挙げられます。
モリブデンはみょうがも含め、すべての動植物が持つ栄養で、人では肝臓や腎臓などに多く存在しています。
モリブデンは、キサンチンオキシダーゼなどの酵素の補酵素として働き、尿酸の生成を促す効能があります。
また、鉄分が不足したときに、肝臓にたくわえらえている鉄の利用を促進して、貧血を予防する効果も期待できます。さらに、近年の研究ではモリブデンには食道がんを予防する効果があるのではないかとされています。
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