世界中で親しまれるハーブ「ハッカ」の効果とは
「ハッカ」は世界中でみられる多品種のハーブで、栽培されているものだけでも数十種類存在します。古くから食用や薬用として利用されているほか、香りを楽しむためにも使われ人々に親しまれています。
「ハッカ」とは
「ハッカ」は世界中で古くから利用されてきたハーブのひとつであるミントの和名で、シソ科ハッカ属の多年生植物です。茎は正方形で、縁がノコギリの刃の形をした葉はもむとスーッとする独特の清涼感が特徴。収穫は春から秋の間で行われ、夏から秋にかけては白色や淡紅紫色の花を咲かせます。
世界中で品種改良が行われていますが、自然雑種も多く存在します。品種として認められているものだけでも100種類以上存在し、それ以外の雑種も含めると数百種類になるといわれています。主な利用部位は葉で、葉から抽出した精油をアロマオイルやエッセンシャルオイルとして利用するほか、乾燥させた葉はハーブティーなどに使われます。
日本には5世紀頃に中国から伝わったといわれており、「ハッカ」という名前は漢名の薄荷を音読みしたもので、膨大な量から少量の精油しか抽出できないため、少ない荷物にしかならないということに由来しているといわれています。
ハッカにはメントールやカルボンなどの主成分をはじめ、100種類以上の成分が含まれます。品種によって成分の種類や量が異なるため、それぞれの香りや風味に違いが生まれます。ハーブティーなどにはペパーミントとスペアミントがよく利用されますが、精油の成分や使用用途から大きく、クールミント(和種ハッカ)、ペパーミント(セイヨウハッカ)、スペアミント(オランダハッカ)の3種類に大別されます。
胃腸の機能を高める!
「ハッカ」に含まれるメントールには胃の働きを活発にする働きがあることから、消化不良の改善に効果があります。アルコールを飲み過ぎたときや、食べ過ぎたとき、油ものを食べた後にはハーブティーを飲むと、胸やけを防いで消化を促進します。さらにメントールには腸内ガスの排出を促す作用があります。また、スペアミントの主成分であるカルボンにも、消化液の分泌を促して胃を健康に保つ効果があります。
リラックス効果!
「ハッカ」には鎮静作用があり、不安を感じたときやイライラしているときなどにハーブティーを飲むと気持ちを穏やかにします。気分を鎮める働きから不眠の改善にも効果を発揮します。さらにハッカには、リラックス効果があり柑橘類の果皮に多いリモネンも含まれます。また、頭をすっきりさせて気分をリフレッシュさせる効果があります。
殺菌・消毒効果!
「ハッカ」には殺菌作用があり、皮膚炎や虫さされのかゆみに効果があります。古くから石鹸やシャンプー、歯磨きにも使われてきましたが、これらはハッカの持つ抗菌作用を利用したものです。
痛みを緩和するなど、他にも色々な効果が!
「ハッカ」には痛みを緩和する作用があり、ハッカ油を肌にぬると打ち身や肩こりなどの改善に効果を発揮します。他にも乗り物酔いを軽減させる働きがあります。ハッカ油は粘膜への刺激が強いため、肌にぬる際は注意が必要です。
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