熱中症対策には、まず「脱水症」対策!

熱中症は毎年多くの命を奪う恐ろしい症状です。この熱中症の背景には「脱水症」が潜んでいます。脱水症を予防することが熱中症を予防するうえで大切になります。

日頃からこまめな水分補給!

のどが渇いていないから、汗をかいていないからと、水分を摂らないくても大丈夫と思っている方もいますが、これは大間違いです。もしかすると、すでに体液が減少している場合もあります。いつもより尿の色が濃い、量が少ない場合はすでに体内の水分不足が起こっています。

「脱水症」対策には、のどが渇く前からこまめな水分補給と塩分補給をする事が大切です。熱中症の発生は、当日の水分、塩分不足だけではなく、数日前からの不足が原因で発生しますので、常日頃から水分と塩分補給を心がけておきましょう。

1日にどのくらの水分補給すればいいの?

人間が1日に必要な水分量は全部で約2.5リットルと言われていますが、1日に必要な水分のうち1.3~1.5リットルは食事や体内で作られているそうなので、残りの1.0~1.2リットルを水分補給する必要があるんです。ちなみに、一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質のバランスを崩し、体調不良を引き起こしてしまいます。水分補給をする時には、コップ1杯の水を(約120~150ml)を8回に分け摂取するようにしましょう。

あわせて塩分の補給をすることも忘れずに。水分と塩分を同時に補給するには、スポーツドリンクや経口補水液が適しています。また水や麦茶であれば、塩や梅干しなどを足して塩分も補給しても良いでしょう。ちなみに、緑茶やウーロン茶にはカフェインが含まれているので利尿作用があるため注意が必要です。

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