こんな人は手にバイ菌が多いかも

●パソコンを頻繁に使う

パソコンのマウスやキーボードは、汚れのたまりやすい場所。「オフィスの共用トイレの入り口ドア」と同じくらいの汚れがついています。


●車で頻繁に移動する

車内のハンドルやシート、ドアの内側の取っ手にも、「オフィスの共用トイレの入り口ドア」以上の汚れが!
それなのに、車内で飲食前に手や指をキレイにする人は半数しかいませんでした。


●爪が長い・ネイルをしている

ネイルをした爪の裏側は、していない爪よりも汚れがたまりやすく、両手の指を合わせると「オフィスの共用トイレの入り口ドア」と同じくらいの汚れに!


●手が荒れている

肌荒れを起こしている手は、「バイ菌バリア」機能が低下してしまい、バイ菌がつきやすくなってしまいます。
「手荒れなし」の手と「手荒れあり」の手、それぞれに付着している菌を比較すると「手荒れなし」の方が菌は少ない結果も出ています。


●タオルを毎日取り換えていない

トイレや洗面所、キッチンのタオルは毎日取り換えていますか?いったん湿ったタオルを、長時間放置するとバイ菌が増殖!
せっかくキレイに手を洗っても、何日も使っているタオルでふくと、手にバイ菌がついてしまい逆効果です。


手は「バイ菌の運び屋」です。
手に菌がついたからといって、すぐに食中毒になるわけではありませんが、「汚れた手でお菓子をつまんで食べる」「食材にさわって調理する」「目や鼻をこする」といった行動から、菌はからだの中に入ってしまいます。
だからこそ、「手洗い」が大切!手洗いをすることで、手や指についたバイ菌を洗い流し、「家に持ち込まない」「からだの中に侵入させない」ようにしましょう。

手洗いの適切なタイミングは?

手洗いの回数が多過ぎると、手荒れを起こしやすくなります。あまり神経質に洗い過ぎないように、適切なタイミングで手洗いをしましょう。
汚れやバイ菌を「家に持ち込まない」「からだの中に侵入させない」ためには、以下のタイミングで手洗いをするのがおすすめ。水洗いですませるのではなく、石けんやハンドソープを泡立てて洗ってくださいね。

・外出から帰ったあと
・調理の前後、調理中
・食事やおやつの前
・トイレのあと
・動物(ペットなど)にさわったあと
・咳・くしゃみをしたあと

子どもの手洗いは「指先まで洗う」ように気を付けて

風邪や食中毒が流行する時期、小さなお子さんがいるご家庭では、特にていねいな手洗いを心がけたいもの。
首都圏の保育園と幼稚園に通う子ども約100名の手洗いを観察した結果、食事前には8割、外遊びのあとではほぼ全員が石けんやハンドソープで手を洗っていたのですが、「指先まで洗っている」という子どもは全体の2割程度。また、トイレのあとの手洗いについては、約6割が水をかけるだけで終わらせていました。
そのため、「子どもの手洗い」では、以下の3つのポイントに気を付けましょう。

・トイレのあとにも石けんやハンドソープを使って洗う
・しっかりと泡立てて洗う
・「指先」など洗い残しやすい部分に注意する


昔から手洗い時には固形の石けんが使われてきましたが、今では使い勝手の良さから液体のハンドソープが主流になっています。「泡立ちの良さ」のほか、洗い上がりの「さっぱり感」や「しっとり感」などの好みによって、自分に合うものを選んでみてください。
上手に泡立てられないお子さんや、急いでいると泡立てが面倒になってしまう方には、最初から「泡で出てくるタイプ」のハンドソープがおすすめです。

家族みんなでキレイに気持ち良く洗う「手洗い習慣」で、風邪や食中毒のリスクを減らしましょう。

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