なぜ「蚊」にさされるか

人を刺す「蚊」はメスだけというのはご存知の方も多いと思いますが、これは卵を生むために必要なタンパク源を人間などの血から補っているからだそうです。そして蚊には二酸化炭素、動物や人間の体温、色などを判別する能力があり、もっとも栄養補給ができそうな血を求めてさまよっているそうです。

代謝の良い人は熱を帯びやすいですし、呼気から出る二酸化炭素量も増えるので蚊に刺されやすくなりますし、また足の匂いにもつられてやってくるので、足の臭い人は要注意のようです。蚊に刺されないためには、対処的に蚊を殺す方法、寄せ付けない方法が一番です。

ちなみに、「蚊」の活動がもっとも盛んになる気温は25~30℃と言われ、真夏なら朝晩の時間帯によく活動するそうです。そして「蚊」にとって、少し過ごしやすくなってくる9月~10月が、蚊に対する対策が一番必要な時期なんだそうです。

「蚊」を増やさないために

「蚊」は湿度の多い場所や草むらが大好きなので、家に庭がある方は草むしりを欠かさず行いましょう。草むしりを行うことで庭に潜む蚊の数を減らすことができます。

また「蚊」は水場に産卵するので、屋外に水場を作らないのもポイントです。鉢植えやバケツに水が溜まっていると蚊の格好の産卵スポットになりますので、屋外には水場を極力作らないように努めましょう。もし夏場の屋外でバケツに水が張っていたのならば、ボウフラが無数に繁殖している可能性があるので注意しましょう。

「蚊」の苦手な香り

「蚊」の対策グッズと言えば蚊取り線香。この香りが苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、蚊を寄せ付けないパワーはトップクラスで、寝るときにベランダや網戸の前などで焚いておけば効果抜群です。

また「蚊」には苦手な香りとして、ミント ・酢 ・柑橘類(特にレモン)、これらの三つの植物の匂いを嫌う傾向にあり、いずれも匂いが強いので部屋に置いておくだけで効果が出るようです。

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