緑のカーテンの力
夏の暑さ対策の一つ。室内の温度上昇を防ぐために、建物の壁や窓、窓周辺の地面を直射日光から遮るように、つる性植物を繁茂させるものです。グリーンカーテンともいいます。日よけをしながら風通しをよくする、伝統的な簾(すだれ)やよしずと似た効果があり、植物は根で地中の水分を吸い上げて葉から蒸散するため、温度上昇を抑える効果をいっそう高めてくれます。
緑のカーテンとは
夏の暑さ対策の一つ。室内の温度上昇を防ぐために、建物の壁や窓、窓周辺の地面を直射日光から遮るように、つる性植物を繁茂させるものです。グリーンカーテンともいいます。日よけをしながら風通しをよくする、伝統的な簾(すだれ)やよしずと似た効果があり、植物は根で地中の水分を吸い上げて葉から蒸散するため、温度上昇を抑える効果をいっそう高めてくれます。緑のカーテンに適した植物は、設置する場所に応じて一年草と、多年草、つる性の木本を選択する。一年草では、ツルレイシ(ニガウリ)、ヘチマ、キュウリ、フウセンカズラ、アサガオ、ユウガオ、インゲンマメ、ヒョウタンなどが一般的です。多年草には、冬に葉が落ちるつるバラ、キウイフルーツ、ヘンリーヅタなどがあります。環境省は地球温暖化防止国民運動の一つとして、グリーンカーテンプロジェクトを推進していて、緑のカーテンの設置によって約80%の熱エネルギーを遮ることができるといわれています。
ゴーヤーのカーテン
ゴーヤは5月上旬から5月下旬ごろに種まきをしますが、苗を買ってきて植え付けると更に失敗がないようです。
温暖地での収穫は7月中旬から10月下旬と長く、緑のカーテンとゴーヤの美味しさが両方楽しめます。
朝顔のカーテン
朝顔は夏の暑い気温と日差しでどんどん育つので、夏にはぴったりです。
この朝顔の緑のカーテンを作れば、風通しの良い空間が出来上がります。
種まきは4下旬から5月下旬と言われていますが、6月や7月でもよく育つそうです。
意外な緑のカーテン
緑のカーテンで意外なものが実はオススメです。
それは果物の緑のカーテンで、パッションフルーツです。
パッションフルーツは苗を5月下旬から6月下旬くらいに植え付けると、7月上旬から8月下旬にはもう身が食べられるそうです。
甘酸っぱい香りとトロピカルな風味のパッションフルーツはとても美味しく、栄養もビタミン、ミネラル、βカロチン、カリウム、ナイアシン、葉酸など満点です。
パッションフルーツはトケイソウの一種で。時計のような形をしていて、花でも身でも楽しめます。
暑さに強い植物で、葉っぱに光沢があるので緑がとても綺麗だそうです。
ただ、小さい苗で始めると丈が育たず、寂しいカーテンになってしまうようです。
なので、1メートル以上の大きな苗で始めると良いそうです。
パッションフルーツは成長が早いので、立派な緑のカーテンが作れます。
1本で果実がたくさんなるそうで、その1本で30〜100個の身をつけるので、
大きな苗で植え付けた方が良いです。
普通の家であれば苗は2本で十分のようです。
ちょっと人があまり作らないパッションフルーツで緑のカーテンを作って、
夏を涼しく、そしてパッションフルーツを食べて元気に夏を過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
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