梅雨明け、『かくれ脱水』に要注意!!

ジメジメ時期にこそ怖い『かくれ脱水』。みなさまは何か脱水症状の対策は取っていますか?

脱水症や熱中症は「暑い季節に起こる」というイメージがありますが、日本では年2回のピークがありといいます。第一のピークは春から夏にかけて。暑くなって湿度が上がり、発汗で体液が失われて脱水症状が起こり、湿度が高いとかいた汗が蒸発しにくくなり、体温が十分に下がらないため、熱中症が起こるそうです。熱中症を伴う重たい脱水症は、梅雨のおわりにかけて増えてくる傾向があります。

第二のピークは秋から冬にかけてで、寒く乾燥してくると風邪、インフルエンザ、ノロウイルスなどが流行します。これらの感染症から来る発熱、下痢、嘔吐などで体液が失われると脱水症になりやすいそうです。

いずれのピークでも「かくれ脱水」を早期に見つけ、脱水症を起こさないことが大切です。

『かくれ脱水』は症状が分かりにくい!

脱水症は進行するまで、症状のようなものが出にくいのが特徴です。脱水症になりかけているのに、本人や周囲がそれに気がつかないため、有効な対策が取れていない状態を「かくれ脱水」と呼んでいます。

脱水症状は、強い日差しの下に長時間居る時になるものだけでなく、屋内でも脱水症状になりやすいのです。特に梅雨時の湿気の多い時にかいた汗は蒸発しにくくなるから、体温が下がりにくい状態になります。この時に熱中症のリスクも上がってしまうそうです。

本格的な脱水症になる前に有効な対策を取ることが大事なんですが、「かくれ脱水」になっているのに、それが気づかないままに放っておかれることが多く、医者に駆け込んだ際には、すでに発症してから数日経っている中度以上で、命の危険をともなう状態のかたも少なくないそうです。

『かくれ脱水』を防ぐには、、、

「かくれ脱水」を防ぐためには、まず体内の水分が不足しないよう水分をしっかり取ることが大事です。そして、水だけではなく、塩分もしっかり取りましょう。
 
また、体温を一定に保つことも重要です。これには基本的に規則正しい生活を送り、3食はもちろん、睡眠時間の確保や適度な休息を取ることも未然に防ぐためには必要となってくるそうです。こういったところは疎かになっている方は要注意ですね。

まら、汗を蒸発させるためにも、空調や扇風機などで室内の風通しをよくしたり、吸湿性や通気性のよい衣類を着用することも有効的です。

『かくれ脱水』にならないためも、普段からのこまめな水分補給や生活習慣を把握して見直すことも大事ですよ。

関連するまとめ

トマト、昔は実の鑑賞用とするのが目的だったそうですが、食べるとどのような効果があるの…

トマトは南米ペルーが原産のナス科の野菜です。 16世紀にイタリアに渡って、ソースの材料として使われるようにな…

今流行りの、ごぼう茶が凄い!?

お茶と言えば、緑茶やコーヒーや紅茶などが一般的ですがある野菜がお茶として流行っていることはご存知でしょうか。…

毎年流行する「インフルエンザ」の季節がやってきます!

新型コロナが収束する前に、「インフルエンザ」の季節がやってきてしまいます。今一度、意識を高めて、ウイルスを撃…