5月27日と28日に横浜アリーナで行われたBリーグチャンピオンシップのファイナルは、琉球ゴールデンキングスが千葉ジェッツに連勝して、リーグ初優勝を決めました。

琉球は7年目で初のBリーグ制覇。3カ月後には地元沖縄でFIBAワールドカップが開幕することもあり、沖縄は盛り上がりも見せています。

2022-23シーズンの優勝を決めるCSは、レギュラーシーズン60試合を勝ち抜いた8チームが2戦先勝のトーナメント方式で戦いました。決勝はレギュラーシーズンを歴代最高勝率で勝ち抜いた千葉ジェッツと2季連続CS決勝進出を果たした琉球。

レギュラーシーズンの成績では千葉がリーグトップの53勝7敗だったのに対し、琉球は48勝12敗と下回り、3月に同カードの対戦となった天皇杯の決勝でも千葉Jが勝利していたこともあり、前評判は千葉でした。

琉球が第1戦を制し、初優勝へ王手をかけて臨んだ28日の試合では、粘る千葉を相手に点差を詰められるシーンもありましたが、終盤再び突き放した琉球が88対73で2連勝。悲願の初優勝となりました。

今年はバスケットのワールドカップが行われますが、今大会は共同開催国のうちの1つとして、日本は2006年以来2度目のワールドカップを母国開催で迎えます。

ワールドカップへの出場は6回目で、1963年／1967年以来となる、2大会連続の出場。2023年はワールドカップの開催国枠で出場権を獲得。 最高成績は1967年大会の11位。世界ランキングは38位。

琉球や千葉の選手の活躍にも期待したいですね。