今年のトレードデッドラインも例年同様、1週間前ぐらいから動き出し、デッドラインの日には多くのトレードが発生しました。
多くのトレードがありましたが、インパクトのあったチームのトレードをまとめていきます。

今シーズン勝つ為のトレードをしたシクサーズ

今シーズン前からイースタンの優勝候補の1つだった、フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ。
シーズン序盤に、トレード志願していたらティンバーウルブスのジミー・バトラーを獲得をしましたが、さらにデッドライン当日に、ロサンゼルス・クリッパーズとのトレードを遂行しました。

・トレード内容
【シクサーズ獲得】
ドバイアス・ハリス
ボバン・マリヤノビッチ
マイク・スコット

【クリッパーズ獲得】
ウィルソン・チャンドラー
マイク・マスカーラ
ランドリー・シャメット
2020年のドラフト1巡目指名権(保護条件付き)
2021年のドラフト1巡目指名権(マイアミヒートの指名権)
2021年と23年のドラフト2巡目指名権(デトロイト・ピストンズの指名権)

トレードの主役はドバイアス・ハリス。
今シーズンはクリッパーズのエースとして活躍していたハリスを獲得。
トレード後は色んな人が、シクサーズの求めているプレーが出来る・チームにフィットすると評価していました。
クリッパーズでエースでしたが、俺が俺がとエゴ満開の選手ではないようで、チームの第3・4オプションでも、質の高いプレーをしてくれると思います。

そしてその他にもシクサーズはトレードしています

・トレード内容①
シクサーズ獲得
ジョナソン・シモンズ
2020年のドラフト1巡目指名権(サンダーの指名権+保護条件付き)
2019年のドラフト2巡目指名権(キャバリアーズの指名権)

マジック獲得
マーケル・フルツ

・トレード内容②
シクサーズ獲得
ジェームズ・エニス三世

ロケッツ獲得
2021年ドラフト2巡目指名権

この2つのトレードだと、やはりマーケル・フルツのトレードですかね。
2年前のドラフト1位だったフルツがシクサーズで2シーズン過ごす事なくマジックへトレードです。
チームとしては、1年目からスターターで活躍する未来図を描いていたと思いますが、怪我などで試合に全然出る事なく、本来の力をシクサーズで見せることはなく去ってしまいました。

イースタンで1番のスターターが完成

今回のトレードシクサーズのスターターは強烈になりました。
・ベン・シモンズ
・JJ・レディック
・ジミー・バトラー
・ドバイアス・ハリス
・ジョエル・エンビート

ジミー・バトラーとドバイアス・ハリスにJJ・レディックの契約は今年までなので、全員が再契約して来シーズンも残っているかわかりませんが、とりあえず凄いメンツです。
選手層ということは抜きにして、スターターだけ見れば対抗できるのは、ウォリアーズだけではないでしょうか。

ドバイアス・ハリス獲得に、ドラフト指名権出し過ぎかなと思いましたが、今年勝つという事を考えれば、全然ありだと思います。
あとは、これが噛み合うかですね。
残り20数試合の中で、ケミストリー構築出来てチームとして噛み合うことが出来れば、イースタン制覇に手が届くのではないでしょうか。

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