2017-2018シーズンも各チーム残り残すところ2〜3試合となってきましたが、今年のイースタンカンファレンスのシーズン1位はトロント・ラプターズに決定しました。
ラプターズの今シーズンはどういったシーズンだったのでしょうか。

球団記録を更新した今シーズン

今シーズンのラプターズの成績は、残り2試合を残し58勝22敗。
15-16シーズンに記録した、シーズン最多勝利数の56勝を上回り球団記録を更新しています。
ホームで強さを発揮し、現在ホームでの成績は34勝7敗。こちらも球団記録を更新しており、ウェスタン1位のヒューストン・ロケッツと同成績でリーグ1位のホーム勝率です。

昨シーズンのプレイオフセミファイナルで、クリーブランド・キャバリアーズに為すすべなく、0勝4敗でスウィープでの敗戦。
これを見た時に、ロサンゼルス・クリッパーズとトロント・ラプターズは、チームは強いけど過渡期。何か大きな変化がない限りもうチームとして上がることはないかなと思いました。
そして大きな変化はなく迎えた今シーズン。
シーズン1位予想はクリーブランド・キャバリアーズやボストン・セルティックスを推す声が多く、ラプターズは3位か4位といったとこでしたが、見事予想を覆すシーズンとなりました。

チームの1試合平均スタッツも良く、平均得点リーグ3位・平均失点リーグ6位・平均アシスト数リーグ5位・平均リバウンド数は11位の高水準です。
既にチーム初のイースタンカンファレンスシーズン1位となったラプターズ。
残り2試合に勝利すればシーズン60勝。シーズン60勝は本当に素晴らしい数字ですので、達成してもらいたいです。

課題のプレイオフで力を出せるか。

イースタンで1位となったことで、ファイナルまでのプレイオフでホームコートアドバンテージを獲得しました。ホームでの勝率がかなり高いので、大きなアドバンテージを得ました。
プレイオフは5年連続の出場です。

ラプターズのプレイオフといえば、個人的には主力のデローザンとラウリーの波があり、シーズンの様な2人の活躍を見ることが少ない。
といった感じで、プレイオフに弱いイメージが強いです。
特に昨シーズンのプレイオフ。
1stラウンドから波の激しい試合をしており、セミファイナルでキャバリアーズに為すすべなく、0勝4敗でスウィープでの敗戦。
このイメージが強いので、おそらくこのプレイオフ予想でもラプターズのファイナル進出と予想する人もシーズン成績の割には少ないのではないでしょか。

プレイオフでシーズン通りの戦いができれば、そんな予想を覆してチーム初のファイナル進出も十二分に可能ではないでしょうか。

関連するまとめ

デリック・ローズ復活!ローズのキャリアを振り返る〜復活劇編〜

今シーズン見事に復活している、元シーズンMVPデリック・ローズ。 今回はローズの復活劇に関して書いていこうと…

宇都宮がバスケットボールに染まった2日間 「FIBA 3×3ワールドツアー 宇都宮マ…

地域の経済・まちづくり団体や市民等で構成する宇都宮ブランド推進協議会は、3人制バスケットボール「3×3」の世…

関連するキーワード