はじめに

みなさんは馬刺しを食べたことはあるでしょうか?
中には食べれない方もいるかもしれませんね。
お肉の刺身の中でも歯ごたえと弾力があって味わい深い感じですね。
しかし、馬刺しを食べる文化はいつ頃から始まったのでしょうか?
今回はそんな馬刺しの歴史について少しですが紹介したいと思います。

馬刺し

「肉を生で食べる」
ということに抵抗を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、馬肉は牛肉や豚肉といった家畜と比べると体温が5度から6度高く、雑菌の増殖や寄生虫が住みにくいのです。しかも食中毒の原因ともいわれるO-157やO-111などは牛や羊、鹿の腸内に生息するのか特徴ですが、馬には生息できないのです。抗原度も低い上に牛や豚と比べてもアレルギーを起こしにくいので安心して召し上がっていただけます。
食肉の中でも最も安全なのが馬肉なのです。

歴史

馬肉が食されるようになったのは、今から400年程歴史をさかのぼり、肥後熊本初代藩主の加藤清正が朝鮮出兵にて食糧難に陥った際に、馬肉を食したのが通説とされています。
それを熊本の地に広めたことが、熊本が“馬肉文化”として花開いたきっかけだとか!
馬肉には解熱作用があるとされ、患部に張る事で治療薬としても活躍し、当時生きていく上で欠かせないものとして馬肉を食する文化が根付いていったとも言われています。
帰国後も好んで馬刺しを食べたことから領地である熊本で馬刺しを食べる文化が根付き、全国へと広まったとされています。

消費量ナンバー1

“馬刺しといえば、熊本”そうイメージされる方は決して少なくないですよね!
実際のところ、国内における馬肉の生産量1位は熊本であり、2位以下を圧倒的な差で引き離していて、イメージだけの話ではないんです。
馬刺しのみならず、馬肉全体が愛好され、生産した馬肉を県内においても相当量消費しており、地元でも愛されています!

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