ストレスが原因なのか、過敏性腸症候群とは?
検査をしても腸に異常は見られないのに、腹痛、下痢や便秘などの便通異常を慢性的に繰り返す状態を過敏性腸症候群といいます。
はじめに
みなさんは緊張した時に便通をもよおしたり、毎週月曜日になるとお腹を壊したりと経験はあるのではないのでしょうか?
そういった症状が慢性的に起こる方は、もしかすると過敏性腸症候群かもしれませんね。
今回はそんな過敏性腸症候群について少しですが紹介したい思います。
過敏性腸症候群
検査をしても腸に異常は見られないのに、腹痛、下痢や便秘などの便通異常を慢性的に繰り返す状態を過敏性腸症候群といいます。例えば、「通勤電車の中で必ず腹痛に襲われ、下痢をすることもあるため、各駅停車にしか乗れない。各駅のトイレの位置を把握している」「試験の前になると必ず便秘になる。4日以上排便がなく、腹痛で集中できない」など、「ストレスがかかったときに一時的におなかの不調が起こる」ような状態です。このように、ストレスと便通異常に関連があるのは、脳と腸が自律神経でつながっていて、密接な情報のやり取りを行っているからです。ストレスの影響を受け、腸の動きが速くなりすぎると、下痢になります。反対に動きが十分でないと、便秘が起こります。
ストレスにもさまざまなものがありますが、不安、緊張、周囲への過剰反応、抑うつなどがストレスとなって過敏性腸症候群を起こすケースがよく見られます。なかには、ストレスがあることを自覚していないケースもあります。
症状
過敏性腸症候群には、下痢型と便秘型、そして下痢と便秘が数日ごとに交互にあらわれる交替型があります。下痢型では、急激な腹痛と便意をともなう1日3回以上、水のような便が排泄されます。便秘型では、週3回以下に排便回数が減少します。排便時には腹痛をともない、強くいきまないと便が出ないことがほとんどです。便が出てもウサギの糞状の硬いコロコロとした便で、残便感が残ります。
予防法
1ストレスを軽減する
過敏性腸症候群は、ストレス社会に起こる現代病ともいわれています。そのため、ストレスを溜めないようにするのが一番の予防法です。多忙な毎日を過ごしていても、家に帰ったら読書やテレビを楽しむ、ゆっくりとぬるめのお風呂につかるなどの息抜きの時間を持つようにして、ストレスを軽くする生活を心がけましょう。
2規則正しい生活を送る
毎朝決まった時間に起きて、なるべく同じ時間に3食きちんと食べることで、体のリズムが整っていきます。睡眠時間が足りなくてつらいときは、朝日を浴びるとスッキリと目覚めることができます。また、短い時間でも深い睡眠を得られるように自分に合った枕を選ぶなど、睡眠環境にもこだわってみましょう。
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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