はじめに。

今ではスポーツをする際にはトレーナーがついて、トレーニング方法やケガの対処方法の知識を持っている方がどのスポーツにもいますね。
昔はトレーナーなんて存在しない時代もあるわけですから、独学でトレーニングを学んだりしていましたね。ケガをした際も横になるだけと応急処置の仕方もわからなかったり。今はトレーナーの存在は大きくケガの応急処置もテーピングで対応したりもしてくれます。
テーピングの処置としても、ケガをした時ではなくケガの予防にも活躍が期待出来ます。今回はスポーツする中でのスポーツテーピングについて少しですが、紹介したいと思います。

スポーツテーピング

スポーツの中でも激しいコンタクトの多いアメリカンフットボール。スポーツテーピングはこの競技から生まれました。
スポーツテーピングは、指や手首、足などの関節に巻いて傷害を受けやすい部位を補強、その動きを制限することでケガや障害を予防し、再発を防ぐ目的で行われます。ギプスのように関節をガチガチに固めるのではなく、プレーに支障を来さない範囲で、無理な力が加わっても、捻挫(ねんざ)を起こすような関節の動きを制限するものです。

一度ケガをすると、カラダを動かすことによってまたケガをするのではないかという不安が残ることがあります。そうなるとプレーに集中できないばかりか、本来持っている力も十分に発揮することはできません。でもテーピングをすると心理的な安心感が出てくるため、プレーに集中することができます。

しかし過度の期待は禁物です。テーピングをしたからといってケガが治るわけではなく、絶対にケガをしないというわけでもありません。テーピングをすることで、ケガをしないですむか、ケガをしても軽度ですむようにするためのものだということをお忘れなく。

効果

◆捻挫(ねんざ)、靱帯損傷、脱臼などは、その部位が正常な可動範囲を超えてしまった結果、起こるケガです。このようなケガを防止するには、テーピングによる可動範囲の制限が効果的です。
◆ケガや障害を受けて弱くなった関節や筋肉、靱帯、腱などにテーピングをすると、その部位を補強することができます。これはケガや障害の再発予防に効果的です。
◆過去にケガや障害を受けたプレーヤーは、ケガや障害に対する恐怖を抱くことがあります。受傷部位を補強、保護することで、安心感が生まれ、思い切りプレーできるようになります。

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