生活習慣病予防

赤ワインには、ミネラルの一種であるクロムが含まれています。
クロムは豆類や種実類など、さまざまな食品に含まれる栄養素です。
赤ワインに含まれているクロムは、血糖値を下げる作用を持つインスリンの働きをよくし、高血糖を改善したり糖尿病を予防したりする効能があります。
また、脂質の代謝を促してコレステロールや中性脂肪の減少につなげる効果もあるため、動脈硬化の予防にも役立ちます。

抗酸化作用

黒ブドウを果皮や種ごと発酵させてつくる赤ワインは、ポリフェノールが豊富です。
「赤ワイン=ポリフェノール」といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
ポリフェノールによるその健康効果が期待され、90年代後半には赤ワインブームも巻き起こりましたね。
ポリフェノールとは、ほぼすべての植物に含まれる色素や苦みの成分を指し、有害な活性酸素から身体を守る抗酸化作用があります。
赤ワインに含まれるポリフェノールの効能については、諸説ありますが、とくに動脈硬化を予防する効果が期待されています。

お肌の健康に

赤ワインは、水溶性ビタミンの一種であるビオチンも含まれています。
ビオチンは幅広い食品に含まれる栄養素で、赤ワイン以外にはレバーに多く含まれます。
また、ビオチンは3大栄養素である炭水化物、脂質、タンパク質の代謝を促進する効能があります。
さらに、皮膚トラブルの原因となるヒスタミンの生成を抑える効能があり、アトピー性皮膚炎を改善するなど肌の健康維持に効果を発揮します。

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