はじめに

みなさんは血圧を測ってから運動をする事はあるでしょうか?
今はスポーツクラブなどには必ずと言っても良いほど血圧計が置いてありますね。年配の方も測るのはわかりますが、若い方も測って運動していますね。なぜ、血圧を測るのでしょうか?
いつもと違う時は運動をやめた方が良かったりもします。
今回はそんな血圧についてですが、少しだけ紹介したいと思います。

血圧とは?

まず「血圧」とは、心臓から送り出された血液が、血管の内壁を押す力(圧力)のことをいいます。
例えば、水道のホースにたくさんの水を流すと、ホースが張りつめた状態になります。この時、ホースには高い水圧がかかっています。また、ホースのどこかを押えつけて水が流れ難い状態にした時には、少ない水の量でも、そこから後ろのホースは張りつめた状態になります。これと同じように、血圧も心臓が送り出す血液の量(心拍出量)と、それを流す血管の通りづらさ(末梢血管の抵抗)などの要因で決まります。

血圧で何がわかるのか?

血圧の高い低いによって様々な病気になる(なっている)可能性を知ることができます。
血圧計で血圧を測らない限り、自分の血圧が正常かどうかを知ることはできないため、なるべく短い周期で定期的に図ることをお勧めします。
また、せっかく早い段階で血圧の異常を発見することができても、自覚症状がないことからと放置してしまう方も少なくないようです。血圧の異常は体に何らかの問題が起こっている(起こりつつある)というシグナルです。異常のあった際は、速やかに専門医の診察を受けることをお勧めします。

高血圧

心臓から出て行く血液を運ぶ動脈には、心臓から血液が押し出される度に大きな圧力がかかります。高血圧の場合、通常よりも高い圧力が血管にかかり続けることになります。この状態が長年続くと、血管の内壁が荒れて分厚くなってしまい、血管の柔軟性(弾力性)がなくなります。これが動脈硬化と呼ばれる症状です。

低血圧

低血圧は、主に「本態性低血圧」「起立性低血圧」「症候性低血圧」の3つに分類されます。
◆「本態性低血圧」は、原因が特に無く血圧が常に低い状態で、めまい、頭痛、耳鳴り、肩こり、倦怠感、不眠等、様々な症状を起こします。
◆「起立性低血圧」は、横になった状態から急に立ち上がったり、長時間立ち続けたりすることで血圧が下がり、立ちくらみやめまい等の症状を起こします。
◆「症候性低血圧(二次性低血圧)」は、何らかの病気が原因で血圧が下がっています。

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