抗酸化作用

ストレスを受けたり日光に当たりすぎたりすると体内で活性酸素が作られます。
この活性酸素には酸化力があるため、必要以上に身体の中に溜まってしまうと、逆に健康な細胞を傷つけてしまい、老化の原因になるのです。
ぶどうに含まれるポリフェノールにはそういった活性酸素を取り除く働きがあります。
ぶどうには抗酸化作用を持つ複数のポリフェノールが含まれていて、それぞれの美容の効果があります!

ぶどうに含まれるポリフェノールは、
・OPC
・タンニン
・レスベラトロール
の3つです。

・OPC
ぶどうには多くのポリフェノールが含まれていますが、この数多いポリフェノールの中で最強の抗酸化作用を持つといわれているのがOPCです。
赤ワインに含まれることでよく知られるようになったプロアントシアニンの1つでオリゴメティックプロアントシアニジンを略しOPCと呼ばれています。
このOPCはコラーゲンの合成を促したり、活性酸素を除去したりと多くの働きをし美容効果をもたらしてくれます。


・タンニン
ぶどうを皮ごと食べた時に、口の中がきゅっとなるような渋みがあるかと思いますが、その渋み成分がタンニンです。
このタンニンと呼ばれるポリフェノールにも抗酸化作用があり、たんぱく質を収れんさせる働きがあるため、お肌の毛穴を引き締め、たるみを解消する働きをします。
さらに、タンニンには脂肪を燃焼する働きもありダイエットにも効果的です。

・レスベラトロール
赤い皮のぶどうには老化予防の成分として、大注目されているレスベラトロールというポリフェノールが含まれています。
このレスベラトロールは美容界注目の成分の1つであり、シミやしわの原因となる活性酸素を除去する働きがあります。
そして体内にある長寿遺伝子を刺激して、老化しにくい身体を形成します。
またアレルギーを抑制する働きもあるので、敏感なお肌にとっても重要となってくる成分ですね。

肉体疲労時の栄養補給に

ぶどうの栄養を分析すると、糖質が多いそうです。特に、果糖とブドウ糖がたくさん含まれています。
果糖とブドウ糖は、単糖類に分類される栄養素で、糖質が主成分となります。
これらの糖質は、体内ですばやくエネルギーに変わる効能を持ち、肉体疲労時や病中病後などの栄養補給に適しています。
ぶどうに含まれている果糖は砂糖よりも甘みを感じやすい性質をもっており、冷やすことでさらに甘みが増します。ただし、果糖といっても糖質ですので食べ過ぎには注意が必要です。

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