昔から魚を生のまま食べる日本では、昔から、より美味しく、安全に食べるために豊富な薬味を活用してきました。今回はそんな、日本のハーブとも言われる薬味の栄養効果をご紹介したいと思います。

葱(ねぎ)

古くから薬味の定番として食されてきた「ねぎ」には、硫化アリルという成分が含まれています。この硫化アリルには、ビタミンB1の吸収を良くし、体内で効率良く使われるのを助ける働きがあります。
 
夏場の食事は麺類や清涼飲料水などで糖質に偏りやすいですが、この糖質を代謝するのに必要なビタミンB1は、不足しがちな栄養素です。ビタミンB1が不足してくると、うまくエネルギーを作り出すことができず、夏バテに繋がるので、「ねぎ」をとることで、夏バテの予防につながります。

紫蘇(しそ)

日本最古の野菜の一つでもあると言われる「しそ」にはペリルアルデヒドという香り成分が含まれており、これが嗅覚を刺激して胃酸の分泌を高め、食欲を増進してくれます。
 
また、「しそ」にはビタミンやミネラルが豊富で栄養満点という言われていますが、薬味として食べるととれる量が少ないようです。それはちょっと残念。

茗荷(みょうが)

緑色の薬味が多い中で、独特の紅色が料理に彩りを加える「みょうが」。

ちなみに「みょうがを食べ過ぎると忘れっぽくなる」といわれますが、あれは迷信なので安心して食べましょう。
 
「みょうが」にはα-ピネンという香り成分が含まれています。このα-ピネンは、神経の興奮を鎮めて心身をリラックスさせる働きがあり、ストレス緩和効果があるとされています。さらには、発汗を促進させたり、消化を促す働きも持っているため、夏場の健康維持に大活躍な薬味です。

生姜(しょうが)

「しょうが」は、世界中で利用されている薬味です。その効能の高さから、食用にとどまらず、漢方薬としても用いられています。
 
しょうがに含まれるジンゲロン、ショウガオールには殺菌作用があることが明らかになっており、一緒に食べることによって食中毒の予防に有効です。また、香り成分のガラノラクトンや辛味成分のジンゲロールが血管を拡張し、血液の流れが良くなることで、冷え性を改善する効果が期待できます。
 
薄着に冷房で、冬よりも冷えやすいと言われる夏にピッタリの薬味ですね。

山葵(わさび)

「わさび」は数少ない、日本が原産の野菜で、主成分である、アリルイソチオシアネートには強力な抗菌作用があり、O-157や腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌など、さまざまな食中毒の原因菌に対して効力を発揮します。
 
さらには魚の生臭さを抑える効果もあるので、刺し身や寿司の定番の薬味として使われています。食欲増進、消化促進の効果も得られるのが嬉しいところですね。

大根おろし

大根おろしを食べると、食中毒にならない(あたらない)ことから、演技の下手な役者のことを、当たらない大根役者と言うようになったという話は有名ですが、大根の特徴は、豊富に含まれる食物酵素です。
 
アミラーゼやオキシダーゼという消化酵素が含まれているため、一緒にとった食事の消化を助け、胃腸の負担を減らしてくれます。また、イソチオシアネートという成分が胃液の分泌を促進してくれるので、食欲がなくなりがちな夏でも、食欲がわいてきます。

山椒(さんしょ)

香りもさることながら、ピリッとした辛味が特徴の山椒。実のまま佃煮などに入れられる実山椒と、粉にしてふりかけて使う粉山椒があります。
 
特徴的な成分は、山椒がそのまま名前にもなっているサンショオール。消化促進、代謝の向上、発汗促進など、さまざまな作用を持っています。少量でも強い辛味を持っているので、かけ過ぎに注意しましょう。

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