普段の生活で、略語ってよく使いますよね。
マックにミスド。ファミマにセブン。KYなどローマ字の略語や、こぜ6などの業界人の略語。

知られている略語もありますが、普段何気なく使っている言葉でも、実は略語ってあるんですよね。
それを一部紹介。

学ラン

男性の8割は着たことがあるであろう学ラン。
中学入学前に、サイズ測りにいって、成長見越して大きめのサイズを購入するものの、卒業の時期にはパツパツになってしまっており、窮屈になってしましますが、3年間の成長を感じて、ちょっと嬉しくもあり、感慨深くもある、この学ラン。
これの正式名称は、『学生蘭服』です。

学生蘭服が学ランと略されたのですが、学生蘭服の『蘭』学ランの『ラン』は、はオランダのランを指します。感じですと『和蘭陀』と書きます。
江戸時代に洋服を蘭服と呼んでいたことに由来するという説があります。つまり呉服(中国由来のスタイルの服=今でいう和服)に対しての蘭服(西洋の服)として、蘭学同様鎖国中は和蘭陀(オランダ)が、西洋の全てを代表する名前となっていたためである。

その後隠語として生き続けた後、昭和50年代に漫画で「ガクラン」と称したことによって、再び世間に広まり一般的な呼称となって、今では市民権を得た言葉となっていますね。

ワイシャツ

Tシャツの語源の由来はその形がアルファベトのTの形からきていると言われています。(Training Shirtから来ているという説もあります。)
では、ワイシャツの語源はアルファベットのYからきているのでしょうか。確かに襟元の形はアルファベットのYに見えます。

見えますが、正解はというと、ワイシャツの語源はホワイトシャツ(White Shirt )から来ています。
ワイシャツが出始めたことは今のように色数がなく、白の長袖のみでした。そこで、アメリカ人がホワイトシャツと言ったのを、ワイシャツと聞こえたためと言われています。
なお、ワイシャツは完全に和製英語のため、英語圏の方には通じません。

和製英語まで登りつめたワイシャツは、もはや日本では、商品名として定着しているため、色付きのものも、ワイシャツと呼んじゃってますね。

余談になりますが、このワイシャツをカッターシャツに呼ぶ地域もあります。主に関西圏なのですが、これはスポーツ用品のミズノ(美津濃)の商品名で西日本で主に使われます。
ミズノは大阪本社なのでこの名前が浸透したようです。

さらに余談ですが、ワイシャツとカッターシャツを使い分けている地域もあり、学生が着るものをカッターシャツ。大人が着るものをワイシャツと、使い分けています。大阪がこれです。私の先輩のT.Nさんも、そうらしいです。

レーザー

レーザービームにレーザー光線。アニメの技で色々とレーザーと使われますよね。
このレーザーの正式名称は長いんです!
正式名称は
『ライト・アンプリフィケーション・バイ・スティミュレイテッド・エミッション オブ・ラジエーション』

?????
『輻射の誘導放出による光増幅』
という意味らしいです。どう略したらレーザーかというと・・・
Light Amplification by Stimulated Emission of Radiationの頭字語から名付けられたみたいです。
レーザーの発明により非線形光学という学問が生まれたらしですが、
はぁ。そうですか。
って感じですね。

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