インフルエンザ予防にも水分補給は大事!カラダと水の関係
水分補給は喉が渇いてから?いえいえ、喉が渇く前から、こまめな水分補給が大事です。実はインフルエンザの予防にも効果があるんです。
1日に必要な水の量は2.5リットル!
人間の体のおよそ60%は水分でできていると言われ、常に水分を必要としているので、こまめな水分補給は欠かせません。
一日に必要な水の量は2.5リットルと言われ、これに対し、食事中に摂る水分や体内で作られれる水の量は約1.3リットルと言われているので、水分補給をしないと1.2リットル不足することになります。
風邪やインフルエンザ対策にも!
たかが水分補給と侮ってはいけません。喉の渇きはすでに水分不足のシグナルなので、こまめな水分補給を心がけましょう。また水分補給は風邪をひいた際やインフルエンザ予防にも効果があるんです。
風邪をひいて熱が出ると、普段より多くの水分が体外から出ていきます。これによる脱水症状を防ぐため、安静にするのはもちろん、栄養と水分を十分とりましょう!そして、インフルエンザのウイルスは湿度に弱い特性があるので、こまめに喉を潤すことでインフルエンザ予防にもつながるのです。
喉の渇きを感じる前に、こまめに水分をとりましょう!
前述のとおり、人の体は約60%が水分でできていますが、ここから2%の水分が失われただけでも脱水症になってしまうそうです。それを防ぐために、人間は喉が渇くようのなっています。。
汗をかいたり、呼吸をしたりすることによって人の血液中から水分が少なくなってくると、脳は細胞の中の水分を血液に送るように指令を出します。それと同時に口渇中枢を刺激し、喉が渇いたという指令を送るのです。これにより人間は水を飲み、血液に水分が満たされると、血液から細胞にも水分が返される仕組みです。
しかし実は、脳が感知しているのは血液の水分量ではなく、脳は、血液の塩分の量によって変化する血漿浸透圧を感知するそうです。水分が少なくなることで血液中の塩分濃度が上がると、脳が脱水と判断し、喉が渇く指令を送るそうです。
しかも、水は一度胃の中に溜り、そこから腸へ移動して血液に送り込まれます。ある程度の時間が必要となるので、脳が脱水症状が改善されたと判断した時には、水分を多く取りすぎてしまっている状態です。
これを防ぐために、口や喉には、冷たいという刺激や濡れたという刺激を感じるセンサーがあります。このセンサーによっても脳は水分の必要性を判断します。このため、こまめな水分補給が大事になってくるのです。
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