FA権利行使締切日は11月9日

日本ハムファイターズの優勝で幕を閉じた今年のプロ野球。
これからのオフシーズンでの話題はFA移籍などの移籍情報となってきますが、今年のFA有資格者には大物が多く、シーズン中から色々と噂が流れてはいました。

今年の有資格者は、国内FA選手30名。海外FA権58選手の合計8名がリストに上がっております。

これらの有資格者選手は、日本シリーズ終了の翌日から土・日・祝日を除く7日間以内に、在籍球団に行使の意思を伝え、コミッショナーに書類申請の必要があります。その締切日が9日となっています。

既に残留を決めた選手達

FA権利を持ちながら既に残留を決めたのが、中日ドラゴンズの大島・平田両外野手です。
どちらかはFA宣言で移籍。
最悪2人とも移籍するのではないかと言われている中、9日を迎える前に中日との複数年契約を結び、両選手とも残留です。

FA宣言をしないでの残留ですので、この複数年契約が終わった時には、またFA宣言出来る権利は両選手とも持ったままでの残留です。

その他にも、楽天の嶋・藤田選手。ヤクルトの雄平選手もFA宣言せず、残留表明を出しています。

FA宣言した選手達

既にFA権の行使を宣言したのが、投手ではソフトバンクホークスの森福投手と、西武ライオンズの岸投手。
野手では、オリックスの糸井外野手です。
移籍前提ではなく、残留も踏まえてのFA宣言です。チームにとっては欠かせない選手ですので、在籍球団側も残留交渉は継続しているみたいですが、岸投手の地元でもある、楽天イーグルスが岸投手の獲得に、糸井外野手には阪神タイガースが獲得に乗り出すようです。

阪神タイガースは、ドラフト1位でも未来の4番として即戦力でもある、和製大砲の白鵬大学大山選手を獲得しており、打線強化を図っているようです。

FA権利行使した場合、再度FA権利を手にするのは最短で4年後となっています。

残留宣言・FA宣言もまだな選手達

チーム首脳・ファンを1番もやもやさせてくれるこの状況の選手達。
DeNAベイスターズの山口投手。日本ハムファイターズの陽岱鋼外野手が、まだ残留もFA宣言もしていない状況です。

日本のFAでこの状況になりやすいですが、これはFA宣言をした上での残留は認めないとしている球団が少なからずあるというところでしょうか。選手の権利ですので、宣言・残留認めても良いとは思いながらも、宣言・残留だと再度契約金が発生したり、残留信じて待ってい移籍された場合、移籍決断までの時間が長いと、チーム編成に影響もしたりと、チームとしてはチームの事情があるといったところでしょうか。

両選手ともFA宣言すれば、複数球団が獲得に名乗り出すのではないでしょか。

交渉解禁日は11日から

FA権を行使した選手が他球団との交渉解禁日は11日からです。
解禁日の0時に連絡を入れるといった事もある解禁日。
選手が交渉チームからに誠意を感じとるのは、言葉や想いか、はたまた年俸か引退後の保証か。
解禁日初日、大きな動きがいきなりあるかも知れません。

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