みなさんは合成甘味料をご存知でしょうか。
知らないところで、合成甘味料を摂取してるかもしれません。
今回はそんな合成甘味料の種類を少しですが紹介したいと思います。
アスパルテーム
アスパルテームは、アミノ酸とフェニルアラニンを結合して作られる人工甘味料です。苦味が少なくスッキリとした甘さが特徴で、甘味度は砂糖の200倍といわれています。
日本では1983年に厚生省(現:厚生労働省)が添加物として使用を認可しています。
含まれる食品例)飲料、卓上甘味料、ガム、キャンディ
アセスルファムK
アセスルファムKは、塩素安定剤とスルファミン酸、三酸化硫黄から合成される人工甘味料です。
甘味度は砂糖の約200倍あり、ほんのりとした苦味が特徴。ほかの人工甘味料と併用すると砂糖に近い甘みを引き出せるため、組み合わせて使われることが多いです。
日本では2000年に使用が認可され、アスパルテームと並んで広く使用されています。
含まれる食品例)飲料、ガム、キャンディ、漬物、ジャム
サッカリン
砂糖の約500倍の甘味度があるサッカリン。人工甘味料のなかでも歴史が長く、日本では1901年から使用されています。
サッカリンは1980年代に発がん性の疑いがもたれ、日本でも一時使用が禁止された過去があります。しかし、1990年代後半に行われた再評価では発がん性が否定され、使用禁止が撤回されています。
含まれる食品例)飲料、魚介加工品、醤油、缶詰
スクラロース
スクラロースは、砂糖を原料に一部が塩素に置き換えられた人工甘味料です。甘味度は砂糖の約600倍にもなり、砂糖に近いまろやかな甘さが特徴です。
日本では1999年に添加物として認可されています。
含まれる食品例)スポーツドリンク、コーヒー飲料、菓子パン、アイス