みなさんはランナーズハイという言葉を聞いた事はありますか?
ランニングした時になどに聞く言葉ですね。
しかし、このランナーズハイとはいったいどういう時になったりするのでしょうか。
今回はそんなランナーズハイについて少しですが、紹介したいと思います。

ランナーズハイとは?

ランナーズハイとは、走った後に短時間訪れる強い幸福感のことを言います。 この感覚は、穏やかな気持ちをもたらし、高負荷のワークアウトをした後よりもさらに落ち着いた状態になります。
例えば、ランニングの後に、疲れ果てて気分が悪くなるのではなく、ランナーズハイによってエネルギーが湧いてくるように感じ、爽快感を得ますね。

めったにらありませんが「ランニング中」にもそうした体験をするには、少なくとも数キロは走る必要があります。

ランナーズハイの由来

名称の由来ははっきりしていませんが、一説によると、1970年代に科学者が、ランナーが経験することのある一連の心理的変化を定義するために用いたと言われています。 米国でレクリエーションとしての第一次ランニングブームが起こって以来、ここ10年で、この独特な体験をするランナーが散見されるようになりました。

当初、ランナーズハイの定義に分類されたのは、生体化学反応の有意な変化、特に気分の改善でした。

科学的には

ランナーズハイを引き起こすのは、大麻に含まれる内因性カンナビノイドであることがさまざまな実験で示されています。内因性カンナビノイドは、ハイな状態を生み出す大麻の成分THCと同じ脳内受容体に結合します。走っている間に体内でこれらの化学物質が生成され、いわゆるハイな状態が引き起こされます。そのため、ランナーズハイの原因はエンドルフィンではなく、この化学物質であると最新の研究で指摘されています。ですが、ランナーの間では依然としてエンドルフィンを原因とする説が根強く残っていますね。「内因性カンナビノイド」が言いにくい言葉だからかもしれません。

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