駅伝とマラソンの違いとは
「駅伝」と「マラソン」の違いとは
「駅伝」も「マラソン」も走る競技と括れますが、一人当たりの走っている距離が全く違います。「マラソン」は42.195キロを一人で走るのに対し、「駅伝」はタスキを渡しながら何人かでチームを組んで走ります。そのため、一人当たりの走行距離は5km~20km。走る距離がこれだけ違えば、走り方もペース配分も全く違いますね。「駅伝」から「マラソン」に転向される方がいても、我々が思っているほど簡単にはいかないのは当たり前かもしれませんね。
駆け引きの違い
「マラソン」の場合、他の選手と同時にスタートしてゴールを競います。そのため、42.2kmの中でペースの上げ下げによる駆け引きがあります。勝負の仕掛けどころもバラバラなので、駆け引きの上手さが重要になります。
これに対し「駅伝」は、他の選手と同時にスタートするのはスタートの1区だけ。他の区間の選手は同時スタートではありません。「マラソン」のような集団での駆け引きはほとんどなく、距離も短いので、ひたすら全力疾走するのが「駅伝」の特徴です。自身の最高ペースで走りきるというような、タイムトライアルに近い感じもしますね。
チーム競技と個人の闘い
「駅伝」は、箱根駅伝などでもお馴染みですが、監督やコーチが車で並走するなどして、競走相手との差やペースの状況等々を教え、必要な指示を出したりします。
一方「マラソン」は、コーチが一定のポイントで待ち構えて、選手に指示を大声で出したりはありますが、チーム競技の「駅伝」とは違い、基本、個人の孤独な戦いになります。
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