クロスカントリーとは

スキー本来の利用目的である雪上での移動手段から生まれた競技で、すべてのスキーの原点ともいえる種目です。
スポーツとしての最初のスキー競技は、ノルウェーのテレマーク地方に発生したといわれています。
1800年代にはこの地方の子どもたちは、スラロームやジャンプをして遊んでいて、今でもテレマークという地名は回転の名前に用いられていますし、スキージャンプ競技の着地の姿勢でも有名です。

二つの走法があるのをご存じですか

①クラシカル走法
スキーをはいた脚の平行を保ちながら、左右交互にスキー板を滑らせます。クラシカル種目の競技中にフリー走法をすると失格となります。
クラシカル走法のレースではコース全般にわたり滑走用の2本の溝が掘られているのが特徴で、フリー走法のレースでも下り坂などの箇所に溝が掘られています。

②フリー走法
スキー板を逆ハの字形に開いて、片足で後ろ方向に雪面を蹴って、もう片方に乗り込み進みます。アイススケートの動きに似ています。

オリンピックにある種目とは

オリンピックでは、クロスカントリー競技の中には六つの種目があります。前述したクラシカル走法で行う「クラシカル」、走法に規制のない「フリー」、さらにクラシカル走法とフリー走法を前後半で組み合わせた「スキーアスロン」、「スプリント(個人/チーム)」「リレー」といった競技が行われます。

今回のオリンピックでは、どれか一つでも見てみようと思います。

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