最近流行りのスポーツ!スペイン発祥のスポーツ『パデルとは』!?
最近よく耳にする『パデル』というスポーツとは、いったいどんなスポーツなんでしょう?
パデルの歴史
パデルはスペイン人のAlfonso de Hohenloheさんが作ったスポーツです。 1974年、スペインのマルベージャクラブに世界初となる公式のパデルコートができました。 Alfonso de Hohenloheさんは、メキシコに住む友人のEnrique Corcueraさんの家で「壁で仕切られたミニテニスコート」を見たそうです。 それをヒントにパデルが発明されたとのことです。
パデルは、まだまだ歴史の浅いスポーツで、1974年に初の公式コートができました。 まだ45年しか経っていないのですね。
しかし、その普及速度は圧倒的です。
1975年アルゼンチンに、1990年代ヨーロッパ各国に普及。
1980年代スペイン国内トーナメントも数多く開催、現在スペインはじめポルトガル、イギリス、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、カナダ、ウルグアイ、 チリ、アメリカなど、非常に多くの国でパデル人口を増やしています。
スペインでは2004年の76万人から、2010年に約199万人、2013年には300万人、2015年には400万人を超すと予測。
アルゼンチンでは、国内で2番目にポピュラーなスポーツとして、200万人以上の競技人口と1万以上のコートがあるそうですね。
さらに現在、3大陸23ヶ国にその国のパデル連盟が存在します。 ヨーロッパ(スペイン、フランス、イタリア、ポルトガル、イギリス、ドイツなど)、アメリカ(アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、アメリカ、カナダなど)、 オセアニア(オーストラリアなど)。
また1991年にパデル国際連盟も設立されました。
今では、パデルの世界プロツアーも開催されていいます。
パデルとは?
パデルは、テニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技です。
2人対2人のダブルスのみでプレイし、コートのサイズは長方形の20×10メートルで、テニスコートの半分くらいです。
ポイントの数え方はテニスと同じで、周囲は強化ガラスと金網により仕切られ、プレイ中はそれらを活用します。
パデルラケットはテニスラケットと比べ、サイズが小さくまた素材も違います。テニスボールと比べ、色や形は似ていますが、パデルボールはテニスボールより空気圧が低く反発力が小さくなります。
パデルとテニスは違う!?
パデルは壁で囲われています。 また、壁に当たったボールもまだ有効で、コート上に2バウンドしていなければ打ち返してもOKなのです。
例えば、テニスでボレーヤーの横を早い打球で抜いた場合、それでポイントとなる事がほとんどです。
また、思いっきりスマッシュを打ち込んだ場合、もちろんほとんどポイントになります。
でも、パデルでは後ろにも壁があります。 そうです。
それで跳ね返ったボールを打っても良いので、まだポイントにはなりません。
だから、上級者の試合になると、1ポイントが決まるまでの時間と体力、戦略、ペアとのコンビネーションなど、本当に難しくかつ奥の深いスポーツなのです。
パデルとは、楽しくなるまでもあっという間で、そこから試合が出来るようになるまでも早い。 悔しくなって、さらに楽しくなるまでも早い。 でも、上級者になればなるほど、奥深さを知る。そんなスポーツですね!!
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