「ブルーベリー」とは

「ブルーベリー」とは、ツツジ科スノキ属に分類される北米原産の低木性果樹です。果実がきれいなブルー色をしていることからブルーベリーという名がつけられました。

20世紀生まれの果実で日本では第二次世界大戦後、日本の食生活が洋風になるにつれて広く知られるようになりました。成熟した果実は濃い青紫色をしており、色が濃いほど甘みも濃いとされています。

「ブルーベリー」の栄養素

ブルーベリーには食物繊維や必須アミノ酸が豊富に含まれています。なかでも食物繊維は、果物では最も多く含まれているといわれています。また、ブルーベリーの青色に含まれるアントシアニンは、目に良い栄養素として知られています。

ビタミンC

美肌づくりに欠かせない栄養素ビタミンC。シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑制し、コラーゲンを作る働きがあります。血管を強化したり、免疫力を高める働きもあります。

食物繊維

食物繊維には整腸作用があり、腸の中の余分なものを体外へ排出する働きがあるため、便通改善効果や大腸がん予防効果が期待できます。日本人は食物繊維が不足しがちなため積極的に摂取すると良いでしょう。血糖値の上昇をなだらかにする効果もあるため、血圧が気になる方にもおすすめです。

必須アミノ酸

アミノ酸は私たちのからだを作る上で必要不可欠な栄養素です。驚くことにブルーベリーには、人間の体の中では生み出すことができないと言われている、9種類の必須アミノ酸すべてが備わっています。

鉄分

鉄分が不足すると疲れやすくなったり、貧血や頭痛など体の不調につながります。特に女性は月経や妊娠、出産の際に不足しやすいといわれているため、意識的に摂取すると良いでしょう。

アントシアニン

ブルーベリーの青紫色はアントシアニンと呼ばれる色素によるものです。アントシアニンには、眼精疲労や視力回復効果があります。それだけでなく、がんや脳卒中など生活習慣病を引き起こす原因となる活性酸素の発生を抑える働きもあります。そんなアントシアニンがブルーベリーには15種類も含まれています。

「ブルーベリー」といったらやはり目にいい!

「ブルーベリー」の体にいい効果はたくさんありますが、なかでも一番注目されているのが視力への効果です。ブルーベリーが視力に良い影響をもたらす食べ物として注目が集まったのは、第二次世界大戦中。イギリス空軍の中にブルーベリージャムが大好きなパイロットがおり、そのパイロットは夜明けや夕暮れのうす暗闇、さらには真っ暗闇の中でも周りの景色がよく見えていました。それがきっかけになり研究がすすめられ、ブルーベリーは目に良い食べ物として世の中に広まっていったそうです。

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