ニシンの栄養と効果をご存じですか?
ニシンは今が旬で北海道小樽の繁栄の礎となったとグルメサイトで読んだ事があります。今回はニシンの栄養と効果についてです。
ニシンとは
身欠きニシンや数の子で知られるニシン。
別名「かどいわし」とも呼ばれ、以前は北海道の一大産業でニシン御殿建つほどでしたたが、今ではほとんどが外国産です。
塩焼きや甘露煮、ぬかに漬けた本漬糠ニシンと様々な食べ方ができるニシンですが、卵の数の子もお正月の縁起物として食べられます。
冷たい水を好むため日本では北の海で獲れるニシンは、北海道が有名である。北の地方では呼び方が様々あり、ヤナバやテックと呼ばれるほど暮らしに根付いた魚といえる。北海道では今でも獲れるが、流通しているニシンは、ほとんどがロシアやカナダから輸入したものなんだそうです。
栄養と効果
①カルシウム
子どもの成長期には、カルシウムがたくさん使われる為、不足しがちな栄養素である。丈夫な歯や骨を作るだけでなく、血液や筋肉、神経細胞にも重要な働きをする為、老若男女が必要とする栄養素です。また、良質なカルシウムは魚の骨に多いとされており、骨の多い魚として知られるニシンは魚の中でもカルシウム摂取に有効とされています。
②亜鉛、鉄分
亜鉛は成長ホルモンの生成をサポートする働きを持つ重要な栄養素である。不足すると、免疫力低下や味覚障害を引き起こす可能性が高まるようなので、味覚や体の健康を保つためにも積極的に摂取したい。また、摂取しにくいイメージのある鉄分だが、不足することにより貧血や手足の冷えなどを引き起こす為、豊富に含まれているニシンを食して積極的に体内に摂り入れたい。
③EPAとDHA
EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれる栄養素として知られている。EPAは、血液をサラサラにする働きを持っており、不飽和脂肪酸の一種で、ニシンの脂肪分に含まれている。また、DHAは神経細胞の細胞膜を柔らかくして脳の働きを活発にする事で、記憶力、学習能力をアップさせる働きがあるとされている。生活習慣病の対策や脳の働きを向上させたい人にとっても重要な栄養素なのでぜひ積極的に摂取してはいかがでしょうか。
保存方法
生のニシンを保存する場合には、下処理を行い、水洗いをしたらキッチンペーパーなどで水気をしっかりと拭き取る。雑菌は空気に触れる事で増殖するため、ラップで包みジップに入れ冷蔵保存する事で3日程度持つだろう。冷凍の場合にも冷蔵と同様の手順を行い、急速冷凍をする事で2週間程度保存できます。
色々と栄養素が含まれている旬な魚なので、ご飯の候補にしてみてはいかがですか。これからも健康に気を使っていきましょう。
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