「煮干し」は筋肉などを作るタンパク質が豊富!

意外にもダイエットにピッタリと重宝されている「煮干し」。その理由はダイエット中に積極的に摂りたい栄養素が豊富に含まれているからなんです。

その栄養素の一つが“タンパク質”です。筋肉などを作る栄養素であるタンパク質は、不足すれば筋肉量が減少してしまいます。すると基礎代謝が落ちて、同じ摂取量でもカロリーが消費されずに余り、体内に脂肪がため込まれるように。痩せにくいどころか、太りやすい体になってしまいます。この重要な栄養素であるタンパク質が「煮干し」にはたっぷり含まれているんです。

豊富なカルシウムが脂肪の代謝に関わっている!

また「煮干し」にはたっぷりカルシウムが含まれていますが、実はこの“カルシウム”が脂肪の代謝に関わっています。

身体は食事から摂取するカルシウムが不足すると、血中のカルシウム濃度を一定に保とうと、骨や脂肪に蓄えられていたカルシウムが溶け出して血液に入ってきます。そうして血中カルシウム濃度が高くなると、脂肪酸合成酵素が多く作られるようになり、中性脂肪の増加につながってしまうそうなんだそうです。このため、逆に体内に十分なカルシウムがあれば、脂肪の合成が抑えられ、分解が促進されることがわかっているそうです。

ダイエットに効果的な「煮干し」の食べ方

「煮干し」は固くて噛み応えがありますが、このことで自然と咀嚼回数が増え、満腹感が増すため、小腹が減ったときのおやつにぴったりなんです。オススメの食べるタイミングは、食事の30分ほど前。人間の満腹中枢が働くのは、食べ始めてから15分程度と言われていますので、30分前に煮干しを食べて空腹を和らげておけば、食事の食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。

量は、1日に30g程度が目安です。ただし「煮干し」には塩分が多いので注意しましょう。塩分の摂り過ぎが気になる場合は、できる限り塩分無添加のものを選ぶとよいでしょう。また、プリン体も多く含んでいるので、高血圧の人や尿酸値の高い人は摂取を控えましょう。

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