はじめに

ぶどうの歴史はとても古く、紀元前4000から3000年頃にはすでに栽培が始まっていたそうです。中近東からヨーロッパへと広まったぶどうは、紀元前200年頃中国に伝来し、その後奈良時代に日本へと伝わりました。日本で本格的にぶどう栽培が始まったのは明治に入ってからだが、現在では山梨県や長野県、山形県などを中心に、50~60種類ほどが栽培されています。
ぶどうの種類は、大きく分けると3つに分類されるそうです。日本で最も多く栽培されている巨峰は黒系で、ほかにピオーネなどが有名で、マスカットやロザリオ・ビアンコなどの黄緑色をしたぶどうは白系、甲斐路(かいじ)やクイーンなどは赤系に分類されます。

栄養と効果

① ブドウ糖
ブドウ糖は体に吸収されやすい糖質です。疲労回復の効果があり、ヨーロッパでは「畑のミルク」と呼ばれています。

② ポリフェノール
ポリフェノールは、ぶどうを食べると感じる渋みの原因です。近年注目されている抗酸化物質の一つでもあります。抗酸化物質とは、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などの原因となる活性酸素を取り除く働きを持つ物質のことをいいます。ぶどうには、ポリフェノールのなかでも「アントシアニン」と呼ばれる成分が、黒色や赤色の皮に多く含まれています。アントシアニンは、抗酸化作用だけでなく目の疲れにも効果があるとされています。

③ ビタミン
ぶどうには、特にビタミンCやビタミンB群が豊富です。ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須な水溶性ビタミンの一種。抗酸化作用をもち、ビタミンEと協力して有害な活性酸素から体を守る働きがあり、さらにビタミンB群の中でも特に、ビタミンB1には糖質の代謝を促進する効果が、ビタミンB2には脂質の代謝を促進する効果が期待できます。

④ ミネラル
ぶどうには、カリウムやリン、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。特にカリウムの含有量は多く、カリウムには、塩分の排出を促し、体内のミネラルバランスを正常に保つ働きがあるとされる。高血圧の方などには特におすすめです。

⑤ 有機酸
果物や野菜に含まれる酸は有機酸類です。ぶどうには特に、酒石酸とリンゴ酸が豊富。酒石酸には、善玉菌を増やして腸を健康に保つ効果があると言われています。

⑥ ペクチン
ペクチンは食物繊維の一種だ。食物繊維と言えば、腸内環境を整えて便秘を改善してくれる効果で知られているようですが、ペクチンには、悪玉コレステロールを減少させる作用もあると言われています。

保存方法

① 常温保存
ぶどうは湿度や温度が高くなるほど傷みやすくなってしまいます。それを避けるためには、まず新聞紙などでぶどうを一房ずつ包みます。あとはできるだけ直射日光のあたらない、冷暗所で保管しましょう。先に水洗いをしてしまうと傷みの進みが早まってしまうので、洗わないまま保管して、食べる直前に洗いましょう。ぶどうの表面にある白い粉は「果粉(ブルーム)」と呼ばれるもので、農薬などの害のあるものではありません。ぶどうの鮮度を保つ役割ももっていますので、食べる直前まで洗い流さないようにしてください。食べてもまったく問題はないそうです。

② 冷蔵保存
ぶどうを冷凍庫で保存すると、ぶどうの大切な ”味” と、香りが抜けてしまう恐れがあります。保存方法としては ”房のまま” 保存する方法と、”房からはずす” 保存方法の2種類があります。”房のまま” の状態の場合は常温保存の時と同じように、房ごと新聞紙などで包んでから野菜室で保存しましょう。
”房からはずす” 場合はひとつずつぶどうを房からはずし、市販の密閉容器やフリーザーバッグなどに入れて、こちらも野菜室にて保存してください。保存期間の目安は ”房のまま” で3から5日程度、”房からはずす” 場合がだいたい1週間といわれています。

③ 冷凍保存
日持ちのしないぶどうですが、冷凍保存をすることによって、一ヶ月程度は保存することができるようになります。冷凍保存をする場合はぶどうの粒をひとつずつ取り、皮ごと水洗いをしてキッチンペーパーなどでしっかりと水気を取りましょう。その後、市販の密閉容器やフリーザーバッグなどに並べ、冷凍庫の中で保存します。冷凍したぶどうは普通に解凍して食べるのもいいですが、半解凍くらいの状態で食べるとシャーベットのような食感が味わえるそうです。

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