自分の誕生石を知っている人は多いと思います。
特に男性より女性の方が詳しいでしょう。
しかし、誕生日花を知っている人は少ないのではないでしょうか。
誕生『日』花と、名前が付くぐらいなので、1日1日に誕生日花があります。
ここでは9月7日の誕生日花を少し紹介します。

※誕生日花は複数ある場合もあり紹介出来ていない誕生日花もあります。

ハマナス

別名、ハマナシとも呼ばれています。
和名ハマナスの語源は、浜(海岸の砂地)に生え、熟した果実が甘酸っぱいので、ナシに例えて「ハマナシ(浜梨)」という名が付けられ、それが転訛したとする牧野富太郎が唱えた説が通説になっている。

しかし、江戸時代の俳諧歳時記『滑稽雑談(こっけいぞうだん)』(1713年)には「初生の茄子の如し、また食に耐えたり、故にハマナスと云ふ」とあり、また幕末本草学者である小野蘭山の講義録『大和本草批正(やまとほんぞうひぜい)』には、「実は巾七、八分小茄子の如し、故にハマナスと云ふ」とあり、いずれも果実を初生もしくは小型のナスに見立ててハマナスと名付けたとしている。

しかし、漢字で「茄子」の字が使われているが、ハナマスはナスとはどこも似ていないという指摘もなされている。
中国植物名(漢名)は、玫瑰(まいかい)。アイヌ語では果実をマウ・木の部分をマウニと呼ぶ。
ハマナスの花言葉は、旅の楽しさである。

東アジアから東北アジアの温帯から冷帯にかけて分布する。
サハリン、千島列島のほか、日本では北海道に多く、本州の太平洋側は茨城県、日本海側は島根県を南限として浜辺に分布する。
石狩海岸、オホーツクの原生花園、野付半島に大群落が見られる。
主に海岸の砂地に自生する。本州の日本海岸よりも太平洋岸の分布域が狭いのは、主に砂浜・砂丘植物であるから、太平洋側に生える場所が少ないことがその理由とされる。
公園や庭、街路にも植えられ、観賞用に栽培もされています。
現在では浜に自生する野生のものは少なくなり、園芸用に品種改良されたものが育てられている。

ナツメ

ナツメは、クロウメモドキ科の落葉高木である。
和名は夏に入って芽が出ること(夏芽)に由来する。中国植物名(漢名)は、棗(そう)という。
果実は乾燥させたり(干しなつめ)、菓子材料として食用にされ、また生薬としても用いられる。
ナツメヤシはヤシ科の単子葉植物であり遠縁の別種。果実が似ていることから。

ナツメは南ヨーロッパ原産、中国・西アジアへ伝わり、中国原産ともいわれている。
日本への渡来は奈良時代以前とされている。
落葉の小高木で、野生状態のものもあるが、主には栽培されている。日本では古くから栽培されてきたが、現在ではまれに庭などに植えられる。

枝は棘が対生するが、なかには棘がないものもある。葉は小枝に互生して、羽状複葉のようにも見える。葉身は卵形で落葉樹らしからぬ光沢があり、3脈が目立つ。
花期は初夏で、花は淡緑色で小さく目立たず、葉腋に数個ずつつける。
果実は核果で、長さ2センチメートル ほどの卵型か長楕円形または球形でなめらか、1個の種子が入る。熟すと赤黒くなり次第に乾燥してしわができる(英語名のとおりナツメヤシの果実に似る)。
同属は多く熱帯から亜熱帯に分布し、ナツメ以外にも食用にされるものはあるが、ナツメが最も寒さに強い。

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