食中毒

高温多湿となる夏場は、細菌性食中毒が発生しやすい!
食中毒の病原菌別時件数では、アニサキス(寄生虫)、カンピロバクター(細菌)、ノロウィルスが多く、その他、ウェルシュ菌、腸管出血性大腸菌も多く報告されているそうです。
《食中毒予防の3原則》
① つけない!(手洗い、調理器具の洗浄)
② 増やさない!(適切な保存方法、冷凍、冷蔵)
③ やっつける!(加熱や冷却など)
お弁当持参の方は、手洗いなどを徹底して調理し、水気の少ないおかずにする、涼しいところで保管するなど、気を付けましょう。

夏風邪(感染症)

夏かぜは腹痛や下痢など胃腸症状が出やすいのが特徴です。夏に流行しやすい感染症には、ヘルパンギーナ(高熱とのどの奥に水疱ができる)、手足口病(手や足の裏、口に水疱ができる)、プール熱(目が赤くなる、高熱、のどの痛み、下痢)があり、主に子供に多く発症しますが、免疫力の落ちている大人がかかることもあります。

熱中症

月から急増し、7月、8月にピーク!ただし、初夏や残暑も急激な気温上昇時は注意が必要です。
1.こんな症状に注意
頭痛、めまい、吐き気、筋肉痛、けいれん
初期症状に気づいたら早めに涼しい場所へ移動し休養しましょう。
重症化すると意識障害を生じ、大変危険です。
2.救急車要請のタイミング
自力で水分を取れない、意識が混濁している⇒迷わず119番!
休養しても改善しない場合も受診しましょう。
◎予防
①当日の熱中予報をテレビなどでチェック!
②作業前に体調をチェックする。風邪気味、寝不足、二日酔いなど体調が思わしくない場合は、無理をせず炎天下での作業は控えたり、休憩を多めにとること
特に、一人で屋外作業する時は絶対に無理をしない!
③炎天下での作業時は、30分毎にコップ1杯分(150ml~200ml)の水分を取る
④塩分もとる・・・塩飴、梅干しなど
⑤風通しがよく、乾きやすい素材の服装をする

尿路結石 痛風

夏はビールがおいしい季節ですね。しかし、ビールやお酒では水分補給はできません。利尿作用があるため脱水になりやすくなります。脱水になると、「尿路結石(腰や背中の痛み、排尿時痛)」が起きやすくなります。また、ビールやお肉、魚卵、カニなど「プリン体」を多く含む食品をとりすぎると、足の親指の付け根などが腫れて痛む、「痛風発作」が起きることがあります。普段から健診で「尿酸」の項目が高値の方は要注意です。お酒を飲むときも、水分をしっかりとり、枝豆や豆腐など野菜も一緒にバランスよく食べましょう。

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