はじめに

みなさんは韓国料理を食べた事はあるでしょうか?
韓国料理というと辛いイメージがありますよね。
今回紹介するタッカンマリは辛くはない韓国料理と言えます。
そんなタッカンマリとはどんな料理なのでしょうか。
少しですが紹介したいと思います。

タッカンマリ

「タッ」とは「鶏」、「ハンマリ」は「一匹、一羽」という意味で、そのまま日本語に直訳すると、「鶏一羽」!その名のとおり、鶏まるまる一羽をお鍋でグツグツ煮るちょっぴり豪快な鍋料理です。(※韓国語では「タッカンマリ」に近い発音になりなす。)淡白な鶏をまるごと一羽使うので、栄養たっぷりで食べやすく、「補身(ポシン)」といって身体にも良く精力のつく料理としても知られているタッカンマリ。鶏の他に、お鍋に入れられる具はネギ、ジャガイモ、トッ(韓国餅)などが代表的。スープは鶏のダシが効いた辛くないタイプが一般的で、見た目は日本の鶏の水炊きに煮ているとも言われますが、多くの場合、大量のニンニクも入っているので食べてみるとやはり韓国の味!お店によってはタデギ(辛い薬味)で味付けした少しピリ辛のスープになっているところや、人参やナツメなどの漢方を加えたヘルシーなスープのものも。

体も温まる

鶏まるごと一羽を使って鍋にしたタッカンマリは、スタミナのつく体に良い食べ物ということで暑い季節の「伏日(ポンナル)」にいただくこともあるそう。でも、体の芯から温まるあったかいこの鍋料理は寒い季節にもぴったり!また、韓国の食べ物というと、赤くてスパイシー!というイメージが強いと思いますが、辛くなく、淡泊で体にも優しい鶏を使ったタッカンマリは、刺激のあるものが苦手な方にもおすすめできますョ。日本の水炊きとはやはりちょっと違った韓国らしい味わいのタッカンマリで、温まってみてはいかがでしょうか?

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