はじめに

みなさんはオートミールという言葉を聞いたことがありますか?
最近ではモデルの方が、ご飯の代わりにオートミールを食べてたりしますね。
そんなオートミールにはどんな効果があるんでしょうか。
今回はそんな気になるオートミールについて紹介したいと思います。

オートミール

オートミールというのは簡単に説明するなら、オーツ麦と呼ばれる麦を食べやすく加工したシリアル食品の事です。短時間で調理できることや栄養バランスが非常に優れていることで、日本国内では健康食品として人気を得つつありますが、アメリカでは家庭の味と言われるほど広く浸透している食材です。

どんな栄養があるのか

オートミールは玄米などの健康食材と同様に精白を行っておらず、外皮を残したまま加工される全粒穀物食なため、非常に栄養価が豊富な食品として知られています。白米と比べて食物繊維は20倍も含まれており、玄米と比べても3.5倍、鉄分は2倍、カルシウムは5倍も含まれています。

精米されたお米に比べて2倍もの植物性たんぱく質を持っているのも特徴で、オートミールには水溶性と不溶性の食物繊維が両方含まれており、より効果的に作用するため体に良い食品とされています。

オートミールに含まれる水溶性の食物繊維は、血液中のコレステロールを排出させ、不溶性の食物繊維は整腸作用に優れているため便秘の解消にも効果的とされています。

ダイエットにも

ダイエット食品と聞くと「食べるだけで痩せる」というイメージを持つ人が多いかもしれません。特に多いのはゼロカロリー系の食べても太らない食材というイメージ、しかしオートミールは100gで約380kcalあるため、意外とカロリー自体は多い食品です。

では、なぜオートミールがダイエットや体づくりのための食品として愛用されているのかというと、オートミールは「低GI食品」だからです。

人間の体というのは食べ物を摂取すると血糖値が上昇します。すると、膵臓からインシュリンが分泌されて血糖値を下げる働きをします。ここで分泌されたインシュリンには脂肪を作ってしまう働きがあるため、低GI食品であるオートミールは血糖値の上昇が一般的な食品より緩やかなため、インシュリンの分泌が抑制されます。

この効果によって体が脂肪を蓄えづらくなり、結果的にダイエットに効果が現れるとされています。

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