長い時間の「昼寝」はダメ!

外出自粛により、することがなく、昼間から寝てしまったという方も多かったみたいです。「昼寝」はいい習慣ではあるものの、寝過ぎは禁物!生活リズムも夜型になってしまったりするので、気をつけましょう。ただ、自粛も明けて、仕事も始まり、昼食後、急激に眠くなることがあると思います。そんなときは思い切って、効果的な「昼寝」をしましょう。

「昼寝」のメリット

「昼寝」は、午後を有効に過ごすためにも効果的なんです。お昼ごはんを食べて眠くなることがありますが、これは昼食を摂取した後の消化活動の1つなので、ここで我慢せずに昼寝をした方が、日中の疲労回復ができ、午後の生産性や集中力、学習能力などが上がると言われています。また、昼寝は夜の睡眠より3倍の効果があると言われ、昼寝を10分すれば、夜の睡眠で30分眠った効果が得られるそうです。

南ヨーロッパなどでは「シエスタ」と呼ばれ、スペインでは習慣となっていて、午後3時頃はお店やオフィスなどでは休業時間となっているほどです。シエスタの習慣がある国では、20分以下のシエスタを行っている人はそうでない人に比べて心筋梗塞になるリスクが低下したという報告があるそうです。認知症予防にも大きな効果があり、毎日30分以内の昼寝をしていると、認知症になる確率が5分の1にまで下がることがわかってきています。

午後を効果的に過ごす「昼寝」のポイント

「昼寝」の効果を最大に活かせるポイントがあります。

まず、“昼寝時間は15分〜20分程度”にすることです。30分以上寝てしまうと、レム睡眠へ移ってしまい、逆に起きづらくなってしまいます。昼寝前にカフェインを摂取するのも効果的です。寝る前にカフェインを摂取しておくと、ちょうど起きる30分後くらいに効果が出てくるので、すっきり目覚めることができるんです。寝やすい環境づくりのために、ネクタイや腕時計など身体を拘束しているものを外したり、耳栓やアイマスクなどを活用して、眠りに適切な体勢や環境を整えるのも良いですね。横になったり、机上でうつ伏せになったりなど寝やすい姿勢で昼寝しましょう。

また、“昼寝は午後4時まで”にすることです。これ以降に昼寝してしまうと、夜の睡眠へ影響が出てしまうので、出来れば午後1時から3時の間がベストではあります。

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