症状1 鼻水

この時期寒いせいか、いくらティッシュで鼻をかんでも鼻水が止まらなくて困ったことはありませんか?外出先でこうなると予定どころではなくなってしまいますよね。デート前や仕事前だと嫌になってしまいますね。ここでは自分の症状にどの食材が必要か見ていきます。

カボチャ

栄養の宝庫であるかぼちゃは風邪の時に失われがちなβカロテンやビタミン・ミネラルを豊富に含みます。カボチャ=黄色いというイメージがありますが、この黄色はβカロテンの色なんだそうです。βカロテンは体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは粘膜の乾燥を防いで、喉・口・鼻のバリア機能を高めてくれます。免疫力低下で発症する病気を抑えてくれる効果もあって、ウイルス撃退はもちろんのことガン予防にも効果があると言われているそうです。更に、目に多く存在するルテインも含まれています。体内でつくれないので食事から摂取するしかありません。ルテインは不足すると眼の老化が起こりやすくなると言われています。抗酸化物質として眼の老化を引き起こす活性酸素を抑えたり、有害な光を吸収して眼を守る働きもしてくれます。その他にカルシウム、鉄分、カリウムなどもバランスよく含まれていて、栄養面でとても優れています。さすが栄養の宝庫ですね。
ちょっとしたレシピだとカボチャのサラダ、煮物、バターソテーなどもいいですね。簡単に作れるカボチャスープもオススメします。

トマト

真っ赤なトマトには栄養がいっぱいあります。トマトには炎症から生まれる余分な熱を取り除く働きがあり、トマトが豊富に含んでいるリコピンには、ウイルスへの抵抗をアップさせる効果があります。実はトマトの赤い色はリコピンの赤なんだそうです。このリコピンですが、生活習慣病予防や老化抑制にも効果があるそうですよ。
トマトは低カロリーな上に栄養成分が豊富な健康野菜。美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などをバランス良く含んでいるんです。
今注目されているのが、カロテノイドの仲間であるリコピンやβカロテン。人は酸素がなければ生きていけませんが、酸素には細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用があることがわかってきたので、抗酸化作用を持つリコピンやβカロテンに期待が集まっています。中でもリコピンの抗酸化作用は強力で、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれています。リコピンをはじめとするカロテノイドの吸収性ですが、生野菜からは非常に低く、同じ量を摂取したとしても、生のトマトより加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいそうです。油を使う料理でも比較的熱に強い性質を持っているリコピンの吸収性は高まります。そういったことからリコピンを十分にとるには生のトマトだけに頼らず、トマト加工品を利用するのがオススメです。
トマトジュースなら食欲がなくても飲みやすく簡単に摂取できますね。
僕が普段飲んでいるアップEにもリコピンが入っていますし、疲労回復に効果があって、持久力もアップするのでマラソンや、登山、テニス 、ゴルフをする方などにお勧めです。スポーツをしない方でも、お疲れ気味の方にはお勧めです。その他にもクエン酸、BCAA、クレアチン、コエンザイムQ10などの成分が入っているので是非チェックしてみて下さい。

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