風邪をひきやすくしている行動を日常生活の中で気付かぬうちにとっていたってご存知ですか?パート③
冬になるとずっと風邪をひいている人っていませんか? もちろん、ほかの人より風邪をひきやすい体質なのかもしれませんが、具合が悪くなる確率が上がるような行動を取っている可能性もあります。そんな行動をまとめてみたのでご紹介します。
人とくっつきあっている
仕事のときであれ、ほかのときであれ、インフルエンザシーズンの冬場は、ほかの人と接近して過ごす時間が長くなります。「冬は室内で過ごす時間が長くなりがちで、咳やクシャミを介して細菌を共有することに」とのこと。
対抗するには、睡眠と適切な水分補給がベストだそう。
運動をサボっている
毎日運動することの重要性も強調。定期的に中くらいの強さの運動をしていると(毎日歩くだけでも)、免疫力がアップしそうなのです。医学誌で報告された研究では、体重が多すぎる閉経後の女性を、週に5日中くらいの運動を45分行うグループと、週に1回簡単なストレッチを45分行うグループに分けて、1年間にわたり風邪のひきやすさを比較しました。その結果、中くらいの運動グループの方が、1年の間に風邪をひく回数が少なく、研究の終わりころには、ストレッチのグループが風邪をひくリスクは3倍も高くなったそう。
どうしてか? この研究では、運動すると、唾液中の免疫グロブリンA(IgA:免疫機能がちゃんとはたらくために重要な、粘膜内の抗体)が増加するためではないかと考えられています。
免疫力が下がっている
「免疫系の病気や、免疫系を標的にするタイプのがん(リンパ腫や白血病のような)、あるいは免疫系を抑制する薬(化学療法を受けている場合など)のせいで、免疫力が下がっている人は、風邪などの感染症にかかりやすくなっています」とのこと。
免疫力低下の程度はごくわずかから重度までさまざま。血液中のIgAが少ない場合も免疫力が弱まり、呼吸器の感染症にかかりやすくなるそう。
もちろん、免疫力や風邪に対する抵抗力の強さには年齢も影響。「幼児とお年寄りは免疫力が弱いため、重い感染症になるリスクがずっと高くなります」とのこと。
関連するまとめ
冬場の生活において注意しなければいけない3つのことを、紹介します。
寒くなってくると何かと体調も不安定になりやすくなったり、運動の怪我や食べすぎたりしちゃいがちですよね。そこで…
筋トレ、走ること、食べることが好きです。
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