スポーツテストでキツいシャトルランとは?
シャトルランは最初早歩き程度のかなり遅いペースから始まります。そして徐々にペースが上がっていきます。
はじめに
みなさんも経験あると思いますが、学生時代にスポーツテストがありましたね。その中でもシャトルランという持久系のテストがあった事を覚えていますか?シャトルランを行う際にあの独特の音楽の中走り続けなければなりません。学生の頃はこのシャトルランは苦痛で仕方なかったですね。
今回はそんなシャトルランについて少しだけ紹介したいと思います。
20mシャトルラン
体力テストに含まれる種目の1つ「シャトルラン」、正式には「20mシャトルラン」と言います。
何のために行うのか?と言えば、持久力を計測するためです。
腕や脚などの部分的な持久力ではなく、全身の持久力(粘り強さ)がどのくらいあるかを確かめる目的があります。
第一に持久的な体力を要しますが、精神面の粘り強さも多少は関係してきます。
やり方
20mシャトルランとあるように、20mを音楽に合わせて行ったり来たりします。
電子音のドレミファソラシドが一定間隔で鳴り、次のドレミファソラシドが鳴り始める前に20m先の線に達しないといけません。
達したら来た方向に体を向け、ドレミファソラシドの始まりと共に20m先に行きます。
音源および電子音は、約1分ごとにテンポUPしていきます。
自分の走りをテンポUPに合わせた速度にする必要があり、そのテンポについて行けなくなったらシャトルラン終了です。
数回遅れたとしても、遅れを取り戻すことが出来たなら続行になりますが、遅れた分は往復回数に計算されません。
シャトルランのコツ
シャトルランは最初早歩き程度のかなり遅いペースから始まります。そして徐々にペースが上がっていきます。
ある意味ウォーミングアップも兼ねているような運動となりますので、ウォーミングアップの段階でダッシュやランニングなど負担の大きいことまではしなくていいでしょう。普段から運動している人なら念入りにウォーミングアップをした方が良い記録が出ることもありますが、自分に合わせたペースで行いましょう。
音のペースに合わせて走る
合図がなったらダッシュして反対側の線まで行ってストップし、合図がなったらまたダッシュする。このやり方は無駄に体力を削ってしまう悪い例です。音のペースに合わせて走り、止まらないように動き続ける方が無駄な体力を使いません。
シャトルランでは、走っている最中はドレミファソラシドのリズムが刻まれるので、どれくらいのペースで走れば合図までに間に合うのかわかるようになっています。その音に合わせて走りましょう。
ターンを見越して後半はペースを落とす
最初ゆっくりなペースの時はあまり関係ありませんが、合図の間隔が短くなって走るスピードが上がってきたら、後半のスピードを抑えてターンに備えるようにしましょう。
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