はじめに

みなさんは骨粗鬆症言う言葉を聞いたことはあるでしょうか?
高齢者に良く聞くこの言葉は、どんな病気なのでしょうか?
今回はそんな骨粗鬆症について少しですが紹介したいと思います。

骨粗しょう症

骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。

症状

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、長年の生活習慣などにより骨の量が減ってスカスカになり、骨折をおこしやすくなっている状態、もしくは骨折をおこしてしまった状態のことをいいます。

粗(そ)は”あらい”という意味です。鬆(しょう)は”す”とも読みます。つまり”す”のはいった大根のように内部があらくなった状態をさします。 私たちの骨は18歳ごろをピークに、年をとるごとに少しずつ減っていきますから、骨量の減少それ自体は生理的現象ともいえます。

そこで、骨量が2~3割も減り、骨の構造が弱くなって、その結果として骨折を起こしやすくなった状態ではじめて骨粗鬆症という病名がつくのです。
骨量の減少は、おもに骨の中のカルシウムの減少でもたらされるものです。 寝たきりの原因の第1位が脳卒中、第2位が老衰、第3位が骨粗鬆症による骨折であることから、高齢社会が抱える問題の1つとなっています。

原因

骨は固いので、一度つくられると変化しないようにみえますが、実際は絶えず活発な新陳代謝をしています。身体の細胞と同じで、丈夫でしなやかな骨を保つためには、古い骨を壊し、たえず新しい骨に作り変える必要があるのです。 これを骨代謝といいます。ところが、骨のもとになるカルシウムの摂取が不足したり、身体が老化して骨をつくるためのホルモンが不足してくると、骨をつくる量よりも骨をこわす量のほうが多くなります。
こうして骨からカルシウムが徐々に減り、骨がスカスカになっていきます。人が生きている限り、骨も生きているのです。

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