
運動中に起きる肉離れ。そんな肉離れの原因や応急処置とは?
肉離れとは、筋肉の一部分が断裂した状態を指します。スポーツの競技中などに起こる急激な筋肉の収縮により発症することがあります。
はじめに
良くプロ野球やJリーグの試合中で足を引きづる選手を見かけたりしますね。翌朝の新聞では、「◯◯選手肉離れの為、戦線離脱。」などの見出しをよく見たりします。しかし、この肉離れと言う症状はどういったものなのでしょうか?もし、万が一私達が肉離れになった際は、どんな応急処置を行なったらいいのでしょうか?
今回はそんな肉離れについて少しですが紹介したいと思います。
肉離れ
肉離れとは、筋肉の一部分が断裂した状態を指します。スポーツの競技中などに起こる急激な筋肉の収縮により発症することがあります。肉離れを起こすと、その瞬間に筋肉の断裂音が聴こえることがあり、その後、痛みが生じます。
肉離れを予防するには、突然強い強度の運動に入るのではなく、準備運動をしっかりと行い、徐々に強度を上げていくことが大切です。また、筋断裂と呼称される場合もあります。
原因
肉離れは、筋肉が急激に収縮する場面において発症します。筋肉が伸び縮みすることによって、ダッシュをしたり、ものを持ち上げたりすることができます。
しかし、筋肉の伸び縮みに、筋肉の繊維がうまく対応できない場合、筋肉が断裂し、肉離れが生じます。
応急処置
肉離れを発症した際には、応急処置を行います。具体的には、該当部位を
・冷やす
・圧迫する
といった対応をとります。こうした処置により局所の負担を減らし、断裂や出血の増悪を防ぐことができます。
治療法ですが、基本的には保存療法で治癒します。痛みがとれるまでは安静にし、ジャンプやダッシュなどは控える必要があります。また、重症度により、湿布、ぬり薬、内服薬などが用いられることがあります。