冬を代表する緑黄色野菜「小松菜」

冬を代表する緑黄色野菜として知られている「小松菜」は、江戸時代中期以降に東京都江戸川区の小松川地区で作られていたことから「小松菜」という名前になったといわれています。栽培期間が短く、いろいろな環境に適応できるため一年を通して流通していますが、冬が旬の野菜でおいしい時期は12-2月にかけてです。12月に入り寒さや霜にさらされることによって葉肉が厚く柔らかくなり、あくが抜けて甘みが増していきます。

牛乳やヨーグルトよりカルシウムが豊富!

「小松菜」の一番の特徴としてカルシウムが豊富なことがあげられます。100グラムあたりの含有量を比較すると、牛乳やヨーグルトよりも多くのカルシウムを含んでいます。驚きですね。ほうれん草や平均的な野菜と比べると3倍近い含有量を誇ります。

牛乳や小魚のイメージがあるカルシウムは、意外と野菜にも含まれていて、葉物野菜に多く含まれているそうです。ただ野菜のカルシウムは、牛乳よりも吸収率が低いそうなので、ビタミンDと一緒に摂るとより効果的に摂取できるそうです。

カルシウムは、ミネラルに分類される栄養で、歯や骨を形成する働きがあります。そのため、丈夫な骨や歯を作り、骨粗鬆症を予防する効能があります。また、カルシウムは筋肉の収縮をさせたり、神経の興奮を抑える効果があります。

高血圧やがんの予防に効果的!

「小松菜」にはカリウムが豊富で、ミネラルに分類されるカリウムは、摂取しすぎたナトリウム(塩分)の排泄を促す効能があるため、高血圧の予防になります。また、体内の水分量を調整するので、むくみの解消にも効果的です。

また「小松菜」に含まれるβ-カロテンは、粘膜や皮膚を健康に保つだけでなく、免疫力を高め、抗酸化作用の働きで活性酸素を消去する効果があります。さらに、β-カロテンは油に溶けやすい性質があるので、炒めると栄養の吸収率が上がります。β-カロテンの他に、活性酸素種から細胞を保護する補助的役割をするグルタチオン、肝臓の働きを助け、解毒作用を高める効能があるので、抗ガン作用があるとされているグルコシノレートは、いずれも免疫力アップや抗酸化作用がある栄養素なので、がん予防が期待されています。

老化、貧血予防、便秘改善効果も!

「小松菜」にはビタミンC、鉄分、食物繊維と、女性にうれしい効能を発揮してくれる栄養が豊富。ビタミンCは、皮膚や血管の老化を予防し、老化を予防する効能があります。さらには免疫力も高めるので、風邪の予防の効能もあります。鉄分はヘモグロビンを作り出す栄養素で、貧血を予防する効果があります。

また、食物繊維は第六の栄養素とも呼ばれ、腸内環境を整える働きがあるので、便秘改善の効能があります。

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