はじめに

皆さんは麦芽(ばくが)という言葉を耳にした事はあるかと思いますが、麦芽自体はどんなものなのかまでは、知らない方も多いのではないのでしょうか。

ビールのCMでも麦芽と言う言葉も使われて耳にはしているかもしれませんね。

今回はそんな麦芽について紹介したいと思います。

大麦から

麦芽とは、大まかに言うと麦で間違いはありません。
具体的に麦の穂についている種(稲でいうとコメですね)を少しだけ発芽させた状態のものを言います。
麦芽という名前のとおり「芽が出た麦」ということです。
ちなみに麦芽は英語だと、malt(モルト)と言います。

麦芽にする工程は5つ。
「精選」→「浸麦」→「発芽」→「焙燥(乾燥)」→「除根」です。
大麦に水を与え、発芽させ、ある程度大きくなったら乾燥させ、最後に根を取り除きます。
大麦そのものを使わない理由としては「色味」、「うまみと香り」、「泡立ち」の鍵を麦芽が握っているからです

ウイスキーも麦芽

ウイスキーの主原料も麦芽(モルト)です。

ウイスキーもビール同様、二条大麦の麦芽をほとんどビールと同じ工程で発酵させています。

出来上がったものを蒸留させて、蒸留からできたものを今度は樽で熟成させて、ようやくウイスキーとして世に送り出されます。ウイスキーを蒸留させる前のモノは要するにビールです。つまりは、ざっくりいうとビールを蒸留させるとウイスキーになるということです。

ビールとウイスキーは兄弟と捉えると覚えやすいかもしれませんね。
ただ、ビールとウイスキーとでは味が全然違いますね。
作り方によってこんなにも違うものになるんですね。

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