筋肉量とは、まさに身体にある筋肉の量を表します。トレーニングで筋肉量を上げることを目的にしたり、体組成計で筋肉量を計測することもできますが、その重要性はどれほどあるのでしょうか。

健康と美容のための運動はもちろん、トレーニングによって筋力アップを目指すうえで、現在の身体の状態を把握しながら進めることは重要なことです。最近は体組成計の普及などにより、体重以外にも体脂肪率や、筋肉量などが着目されるようになってきました。ここでは「筋肉量」について解説をしていきます。

筋肉量とは

文字通り、全身の筋肉の量を表すのが筋肉量です。筋肉とは腕や脚などにつく筋肉(骨格筋)だけでなく、内臓や血管を動かす平滑筋や、心臓を形作っている心筋を含めた筋肉全体の量になります。その中でも骨格筋は、筋力トレーニングをすることで増やすことができます。

体重は全身の重さになりますが、筋肉量は、筋肉だけの重さ(kg)として割り出すことができます。単純な体重だけでなく、筋肉量や体脂肪率などの現状を把握することで、トレーニングの成果をチェックすることができます。

筋肉量を正確に計測することは難しい

昨今の家庭用体組成計は、筋肉量や体脂肪率を計測する機能が搭載されています。しかし、体組成計で算出される筋肉量や体脂肪率は、機種や環境などさまざまな影響を受けるため、なかなか正確な数値とはいかないこともあります。できる限り測定誤差を少なくするためには、食事や入浴、運動後を避け、同じタイミングで測定すること。また、測定結果には幅が出るので、一週間ほどの平均値を目安として変化を見るなどと言った工夫をするとよいでしょう。

正確に計測するにはMRIなどの検査機器が必要

ある程度正確な筋肉量を計測するためには、病院や研究機関においてMRIや超音波を使用する必要があります。しかし、日々のトレーニングの成果を確認するために、わざわざ大がかりな検査を受けるというわけにはいきません。

身体の状態を把握する重要性

筋肉量は正しく計測することが難しいですが、トレーニングの成果を判定するにはぜひとも把握しておきたい数値です。彼を知り己を知れば百戦殆うからず。美容や健康、ダイエットに筋力アップなど、目的を達成するために、自分の状態を常に把握するよう心がけましょう。

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